あなたの手で角界改革を!日本相撲協会は16日、両国国技館で「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会(=独立委)」を開き、広報部長の補佐役を一般公募する案をまとめた。待遇は「広報室長(仮)」で年収は1000万円。経験、性別、年齢は一切問わず、条件は「相撲を愛していること」。誰でも応募できる上に破格の給与となれば、応募者の殺到は間違いなし。早ければ、20日に開催が決まった理事会で公募の要項などが正式に決まる。 ◇ ◇ 独立委後の会見で、渡辺美樹委員(ワタミ会長・CEO)が高らかに発表した。「相撲が大好きで、広報のプロフェッショナル。そういう方を招いて、陸奥親方(元大関霧島)の補佐として入っていただければ。閉鎖されていると見られているのに対して、大きく門戸を開いていくんだということの象徴になる」。広報部門に限らず、職員の公募採用は異例だ。 理事長や事業部長といった協会首脳の意向を各親