14日告示の滋賀県彦根市長選(21日投開票)で、幕末に彦根藩主・井伊直弼が暗殺された桜田門外の変が異色の争点になっている。 立候補表明した新人が、暗殺に関与した薩摩浪士一族の子孫で、現職側が立候補を批判したのが発端。他の立候補予定者や市民の間では「市政課題とは関係ない話」と冷ややかな見方も出ている。 市長選には、4選を目指す現職獅山向洋(ししやまこうよう)氏(72)と、いずれも無所属新人の有村国知(ありむらくにとも)(38)、大久保貴(おおくぼたかし)(49)の両氏が立候補を予定している。 事の発端は、獅山氏の支持団体が「現代の『桜田門外の変』」と題して作成したビラ。有村氏の先祖が井伊暗殺に関わったことに触れ、「末えいがなぜ、よりによって彦根市長になろうとするのか。市の歴史と伝統を守る市長として容認できない」と記述。大久保氏に対しても「歴史を知らないのか。見解を明らかにすべきだ」と書いてい
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