ゴア州の名物料理、ポーク・ビンダルーです。 「豚を使うこと」「酢を使うこと」という2点から、普通のインド料理の考えに当てはまらない、ちょっと変わった料理です。 豚はイスラム教で不浄とされているため、インドではあまり食べられていません。 また、酢もアルコールと醸造工程が似ているため、禁酒の広く行き渡ったインドでは用いられることがあまりありません。 ゴア州でこのような一風変わった料理が生まれたのは、かつて同州を拠点としていたポルトガルの影響があるとされています。料理の影に歴史あり、ですね。 甘酸っぱくて辛い、食欲をそそる一皿です。チャパティやナンもいいですが、私としてはご飯との相性がいいと思います!日本米と合わせてもゴハンの進むカレーですので、ぜひ一度お試し下さいませ。