“保安院は速やかに情報を” 4月4日 23時8分 福島第一原子力発電所の事故で、原子力安全委員会の班目春樹委員長は、4日に開かれた定例の会合で、経済産業省の原子力安全・保安院に対し、事故に関する詳しい情報を速やかに提供するよう求めました。 福島第一原発の事故の情報については、政府に対し、技術的な助言を行う原子力安全委員会の委員が、国の事故対応を担っている原子力安全・保安院から十分な報告がないと発言するなど、情報伝達の在り方が問題になっています。これについて、4日に開かれた原子力安全委員会の定例の会合で、班目委員長は「定期的に原発の状況を報告するとともに、事態が変化した場合は、できるだけ早く報告をしてほしい」と述べて、事故に関する情報の速やかな提供を求めました。会合のあとの記者会見で、班目委員長は「事故はまだ収束していないが、収束に向けてやるべきことが見えてきつつある。保安院とのコミュニケー