2018年は、とにもかくにも安倍1強が続いた1年だった。今年前半に騒がれていた森友・加計学園問題も、もはや多くの人にとって記憶の彼方。働き方改革関連法、改正水道法、改正入管法などをいずれも十分な議論がないまま押し切ってみせた。消費税も来年10%に増税する。与党の圧倒的な議席数と下がらない内閣支持率のなせるわざだろう。 そんな今年の政治にまつわる発言を振り返ってみたい。 「2018年失言大賞」を贈りたいのは…… 杉田水脈 自民党・衆院議員 「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」 『新潮45』8月号 爆発的に話題を呼んだのがこの発言だ。自民党の杉田水脈衆院議員が月刊誌『新潮45』8月号の特集「日本を不幸にする『朝日新聞』」に書いた寄稿文「『LGBT』支援の度が過ぎる」の中の一節である。杉田氏には「20
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