Posted at 2006/09/24(Sun) 16:07 in book 2005年、「夕刊フジ」に犯人当て懸賞ミステリーとしてリレー連載されたものを単行本化。夕刊フジにこんなマニアックなもの載せて大丈夫だったのか、と思ったら結構応募があったらしく、正解率もそこそこあったらしい(各短編ごとに正解率が書いてある)。 有栖川有栖「ガラスの檻の殺人」 路上で起こった”視線の密室”殺人。見つからない凶器どこに? 貫井徳郎「蝶番の問題」 別荘で劇団員5人が全員変死。残された手記から犯人を捜す。 麻耶雄嵩「二つの凶器」 現場は大学の研究室。殺害に使われたレンチの他に手付かずのナイフが見つかる。 霧舎巧「十五分間の出来事」 新幹線のデッキで昏倒してるのはたちが悪かった酔っ払い。とどめを刺したのは誰だ? 我孫子武丸「漂流者」 島に流れ着いたボート。記憶をなくした男。持ってた手記には惨劇の記録。オレは