魔法をかけられた女の子たちの旅路、その終着点……と、その先に続いていく物語にまつわるシンデレラガールズ最終話。 常務との対決路線としては第22話で、物語的なストレスとカタルシスとしては第24話で、それぞれ決着が付いている関係上、お話を盛り上げるというよりは、これまでの歩みを総括しつつテーマをまとめ上げ、キャラクターたちを未来に向かって開放する最終話でした。 1話まるまるエピローグという作り方は、余韻があってとても好きな終わり方です。 お話の構成としては大まかに分けて、シンデレラの舞踏会の理念を説明しプロデューサーと常務の対立に決着をつける部分、『流れ星キセキ』と『M@GIC』二つのステージで少女たちの到達点を見せる部分、CP一期解散後の姿を見せ物語をまとめ上げる部分と、3つに分割できると思います。 先程も述べたように、アイドルの総体的な物語は第22話で、個人的な感情の物語は第24話で終わっ