JR北海道で、今年に入り、列車から出火・発煙するトラブルが続いている問題で、太田国土交通相は23日、同社に対し、JR東日本への技術的協力要請を検討するよう指導した。 同相が鉄道事業者に対し、他社に技術協力を求めるよう指導するのは異例。 閣議後の記者会見で明らかにした。今回の指導について、JR北海道広報部は「JR東日本と相談し、前向きに検討したい」としている。JR東日本広報部は「要請があれば協力したい」としている。 また、太田国交相はJR北海道に対し、トラブルを防ぐために昨年11月に策定した「安全基本計画」の進捗(しんちょく)状況を毎月報告するよう指導したことも明らかにした。