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榎本憲男★『アガラ』でたあ! @chimumu 0.デジタル技術の導入で日本の映画界(特にインディペンデント系)は揺れているのであるが、一体何が問題なのかということについては映画ファンにあまりきちんと知られていないので、連投してつぶやくことにするよ。ややこしいところはすっとばして、要点のみ述べる。 2012-12-18 01:22:25 榎本憲男★『アガラ』でたあ! @chimumu 1.まず、でかい話からすると、映画というのは、何度か大きな技術革新があって、その度に貪欲にそれを取り込んできた。特に巨大な投資が必要となったのは1927年に始まったトーキー革命。それまでの映画館にはアンプもスピーカーもなかったわけだからこれは莫大な投資を必要とした。 2012-12-18 01:24:51 榎本憲男★『アガラ』でたあ! @chimumu 2.しかし、映画産業はこのトーキー革命に乗っていく。その
THE ULTIMATE SCI-FI MOVIE TIMELINE The science-fiction genre inexorably marches on much like time itself – new sci-fi films are always getting made, positing tales of possible futures, alternate realities, and mysterious pasts. But with millennia after millennia of invading aliens, killer robots, and time-tripping DeLoreans, how can we make sense of this shared history of geek greatness? That's wh
映画とは、カメラが撮影している過程で結果として被写体が画面上を左右に動くというものではありません。 その点では素人のホーム・ムービーとは違います。 映画は、あらかじめ画面の右なり左の先に、ゴールがあると設定して、そこに到達するまでの葛藤を被写体の左右への動きで表現するというものです。 『月世界旅行』"Le Voyage dans la Lune / A Trip to the Moon/Viaje a la Luna"(1902) 映画ができたばかりの頃のこの短編映画は、画面向かって⇨右側に月世界があると設定されています。 そして、そこまでの行程は⇨向きの移動で表されており、月からの帰還は逆の⇦向きの移動で表されています。 つまり画面の動きのイニシアチブを握っているのは、被写体ではなくカメラであり、画面に映るものは基本的に撮影する側によって管理されたもの、もしくは編集の過程で管理されたもの
昨年初めて行ったカナザワ映画祭。帰ってきて荷ほどき、洗濯もろもろ終えてとりあえず映画祭〜旅行記を書くとする。今年のカナザワ映画祭のテーマは『SEX爆音』(改めて書くとすごい響きだ)。自分は知らないのだけれども、一世風靡したらしいスウェーデンのクリチナ・リンドバーグ特集を中心にエロス満載映画が爆音上映だよ。14日の香林坊にぎわい広場での前夜祭(『ショーガール』)から始まるのですが自分が参加したのは16日(日)、17日(月)でありました。 ツイッターを覗くと『ウォーターパワー』の上映で盛り上がっているようでしたが、自分はその日3本目の爆音上映『バタリアン』から参加です。これは東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵の35ミリフィルム。フィルムの状態がよくてきれいだったな。しょっぱなの“これはすべて事実である”の字幕にズッコケた。80年代ぽいなぁ、やるなぁ。ホラー×ロックなナンバーの相性の良さとノ
映画『夢売るふたり』の西川美和監督 現在公開中の『夢売るふたり』で、自分たちの夢を実現させるために結婚詐欺を企てる夫婦と、ふたりの間に生まれる亀裂を描く西川美和監督。デビュー作『蛇イチゴ』から『ゆれる』『ディア・ドクター』そして今作と一貫して、自ら脚本を手がけるその制作スタイルにより人間が内面に抱える闇に焦点を当ててきた西川監督に、今回は「脚本の作り方」というテーマで話を聞いた。 まず脚本に準じる、書き込まれたプロットを準備する ── 読んでいて映像が浮かんでくる「映画のような小説」があるけれど、『夢売るふたり』を拝見して、小説のような映画だと感じました。今回は脚本について話を聞こうと思ったので事前に脚本を読ませていただきました。読んで最初に思ったのは「映画と同じじゃん」とバカみたいな感想を持ちました。もしあの脚本を映画を観ずに読んだら、絵がこの映画のように浮かばないと思ったんです。それは
南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! いや、ホント、ワルってのは手ごわいもんです。 なんのことかといえば、創作上でのこと。物語を生み出すには、とにもかくにもキャラクターを作らんといかんのだが、私個人の話でいえば、もっとも知恵と創意工夫が求められるのは、主役よりも悪役の造形だったりする。名作と呼ばれる娯楽作品には、必ずといっていいほど、魅力的な悪役がいるからだ。 アメリカのプロレスでは、善玉(ベビーフェイス)と悪玉(ヒール)のレスラーがぶつかり合うけれど、昔は二枚目のベビーフェイスよりも、観客をカンカンに怒らせるヒールのほうが、ギャラを多くもらっていたという。憎いヒールがぶちのめされるのを見たくて、観客はお金を払って会場に駆けつけたのだ。プロレス界の偉人・ジャイアント馬場も、アメリカで
「おおかみこどもの雨と雪」を観た。 すごいものを見てしまった、と思った。感動とは違う。よかった!!と手放しで言える感じでもない。正直、ぐったりした。幸福と絶望を同時に目の前に突きつけられてくらくらした。 何をどう書くか迷って2週間経った。うまく伝えられる自信がないし、なんて感情的な私情なんだろうって思われそうな気もする。でもこの映画のすごいところは、観た人がみんな何らかの私情に基づいて口を開かざるを得ないところだと思うし、そういう方向の創作物としての強度を持ってるし、いろんな人が喧々諤々してるのを見ていて楽しいし、やっぱりもやもやを吐き出したいので自分のために書く。 おおかみこどもの雨と雪。もうタイトルだけで正直だいたい予想つく。「なんらかの事情があって狼の血がはいってる子どもが2人いて、それが雨と雪って名前なんだなあ。まぁ名前はきっと生まれた日の天気からとってるんだろう。100%人間では
『桐島、部活やめるってよ』について、人の感想を読むのが面白い。 かなり親切な作りですが、スッキリとしたオチめいた物を提示していないので、憶測が憶測を呼び自由な解釈をしている人も多く、多種多様さが楽しいのです。しかし、中には「全くわけが解らない?」と言う人も多いのです。そこで、『桐島』を理解するための基礎的な解釈をしてみようかと思います。当然ながらオチ(的な話)にも言及しますので、まずは劇場で『桐島、部活やめるってよ』を観賞をした後にお読みください。本エントリは高校生に読んで欲しいです。読んでないと思うけど…… 『ゴドーを待ちながら』 本作にはタイトルロールになっている「桐島」は登場しません。「桐島がいない」というのがドラマの軸になっています。これは舞台劇『ゴドーを待ちながら』のオマージュだと言われています。 『ゴドーを待ちながら』は1952年に発表された戯曲で不条理劇の傑作だとされています
「ははは、人がゴミのようだ!」 天空の城ラピュタ 要するに、たかがキャッチボールをこれだけ暴力的に演出できる男の才能とは一体なんなのか、ということだ。「見せること」がまさか暴力になるとは思っていないルーカスなどとは、演出の地力がケタ違いだ(どう考えたってEP3より「映画力」が上でしょ、この映画)。 冒頭近く、父親と息子とのぎこちないキャッチボール。しかし、ここで重要なのはそのキャッチボールが描き出す主人公と息子とのドラマにあるのではない。我々が驚くべきは、そのキャッチボールが、たかがキャッチボールであるはずの風景が、スピルバーグの手にかかると物凄い暴力の予感に満ちたやり取りと化す、その異常な演出力だ。質量とスピードを持った物体が、大きなインパクトとともにミットのなかに押さえ込まれる。ズバン、ズバン、とやり取りされる毎に、その質量はより大きなパワーを獲得してゆく。心理は映らない。画面に映らな
「おおかみこどもはさ、雪斜面の疾駆のような躍動的なシーンが素晴らしかったのもあるし、あと、暴力の予兆表現が本当に、実に素晴らしかった」 「ふうん?」 「以前、伊藤計劃さんが、スピルバーグの宇宙戦争のキャッチボールシーンはすごい、って書いていたけれど、http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20050701」 「なにこれ読めばいいの」 「読んだほうがいい」 「伊藤計劃さんは苦手なんだよなー 話したでしょ? 神林長平先生が取り上げてたから虐殺器官とハーモニーを読んだんだけど、環境に対する主人公の主体性が、まさに…」 「読んだ」 「暴力行為そのものというよりも、それへの徴候、予兆をはらんだ状況を描くことが大事だと僕は思う。たとえばサウダーヂはそこがよかった。主人公の土方労働シーンでの肉体や重機の物理的な力の描写が強力で、そのへんからくる映画全体に常に伏流した暴力の予感
自分の世代(1962年生まれ)が、日本映画と最初に出会ったのは、ゴジラ映画だったはずだ。筆者は、池袋や浅草の名画座で東宝の特撮映画一挙上映を追ううちに、黒澤明一挙上映へと手を伸ばした。だから、映画の観方がものすごく歪んでいる。 たとえば「音響・三繩一郎」みたいにゴジラ映画でおなじみのスタッフ名や、大村千吉などの東宝の大部屋俳優の顔を見つけて喜んだりする。怪獣少年にとっては、志村喬はどんな役を演じても古生物学者の山根博士であり、根岸明美は『キングコング対ゴジラ』でヤシの実ブラで踊っていたファロ島のお姉さんであり続ける。 だから『生きものの記録』(55年)を観た時は、もうゴジラ映画と印象がごっちゃになってしょうがなかった。何しろオープニングクレジットの音楽からして、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』のオープニングと同じテルミンみたいなホワホワ音なんだから。 志村喬は歯医者で、家庭裁
日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 「この出来事はガイジンでなければ語れない」 ヴィセンテ・アモリン監督が第二次世界大戦直後のブラジル日系人社会について取材した際、日系移民の子孫の多くがこう云ったそうだ。 アモリン監督は、『汚れた心(けがれたこころ)』の公式サイトに寄せたメッセージでこのことを紹介し、「これは、この作品を作る上で肝となる言葉でした」と述べている。 この言葉には、私も考え込まざるを得なかった。 おそらくこれこそが、私たち日本人が映画『汚れた心』を必要とする理由である。 すでにブラジル人である日系移民の子孫が云う「ガイジン」とは誰だろうか。 国籍だけを論じるのなら、ブラジル国民の彼らにとっては、ブラジル外の国の人が「ガイジン」だ。この論法なら日本人も「ガイ
『おおかみこどもの雨と雪』を観てきました。おもしろかったです。 劇場に行く前に読んだレビューの中に、「母性が過剰に礼讃されている」「スーパーウーマンとしての母親が賞賛されている」という指摘をいくつか見かけましたが、わたしにはそのようには感じられませんでした。 ネット上のレビューを読むと、本作の評価はさまざまに割れているようです。わたしも、感想を書き留めておこうと思いつつ、なかなか書けずにいました。 花について 花は、おそらく多くの人間の母親(そして父親も)がそうであるように、「最初から完成された母親」などではありません。そして、良くも悪くも「人間らしい」知性をもった母親ならではのさまざまなアンバランスさを持ち合わせています。人によってはそのアンバランスさを不快に感じることもあるだろうと思います。 花のアンバランスさが特に気になるのは、こどもたちの乳幼児時代です。 花は、こどもたち
(この映画でもっともバイオレントセクシャルで素晴らしいと思う風呂場で錠を下ろすシーンの画像が見つからない! ここにあると思って頂きたい) 「hoi」 「hai」 「他の作業しながらなんで応答率低いけれど、いるよ」 「これが細田守監督のインタビュー http://wired.jp/2012/07/21/interview-hosoda-mamoru/」 「とりあえず昨日の怒りの話をさせてもらうけどさ、」 「どうぞ」 「田舎の社会性、田舎で農業やってる社会集団はさ、すごく環境の共有部分が大きいから、ああいう動きにはならないんだよ。ああはならない」 「というと?」 「都会であれこれ雇用労働してる人らはさ、ある地域のお隣ご近所っていってもけっこう職種とかばらばらだからさ」 「たとえば、お隣のご主人が最近調子よくて昇進したらしいですわねとか、いったって、」 「そのうわさ話からそんなに自分とこの生活や
TOP > ネタ > ロシア人が作ったWALL-Eのクオリティがヤバイwwwwww Tweet カテゴリネタ 0 :ハムスターちゃんねる 2012年7月31日 22:30 ID:hamusoku 1 2 3 1 :ハムスター名無し2012年07月31日 22:31 ID:IdRr7RG20 本気出しすぎィ!! 2 :ハムスター名無し2012年07月31日 22:31 ID:GIkieckS0 キャタピラ萌え 3 :ハムスター名無し2012年07月31日 22:32 ID:hMNbwOSg0 パソコンかよっ! 4 :ハムスターちゃんねる2012年07月31日 22:32 ID:mIpcBfJg0 かっけぇー! 5 :ハムスター名無し2012年07月31日 22:32 ID:gK3zzxk10 ガチだった 愛を感じる 9 :ハムスター名無し2012年07月31日 22:33 ID:g82Lar
パワードスーツの起源「宇宙の戦士」をフルCG映画化!荒牧伸志監督『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』公開記念インタビュー カテゴリ映画インタビュー 2012年07月24日13:01 日本のアニメはもちろんのこと、あとに続くあらゆるSF作品の手本となった小説「宇宙の戦士」。過去3回実写映画化、アニメ化もされたが、今年フルCG映画になって日本から発信する。 はじめて小説が発表されたのは1959年のアメリカ。1967年に翻訳され、1977年ハヤカワ文庫発行版の挿絵はスタジオぬえが担当し、そこで人物が着用した戦闘服「パワードスーツ」は機動戦士ガンダムのモビルスーツ等に大きな影響を与え、「着用する武器」の概念を構築した。 大御所ともいえるSF作品のCG映画化に乗り出したのは、「APPLESEED」「APPLESEED EX MACHINA」等を制作してきた、荒牧伸志監督。人体に取り付
ホラー映画情報サイトHORROR-MOVIES.CAが半年ほど前にFacebookで投票を呼びかけた「ゾンビ映画ベスト15」の結果がこちらです。1位はもちろんあの作品! そして2位はあの作品の続編! ややコメディ系が強い気もするけど、まあ順当といいますか、逆に言えば、あまり面白味のないランキングるかもしれません(笑)。意外なのは『ザ・ホード/死霊の大群』『ゾンビーノ』あたりでしょうか。15. 『ザ・ホード/死霊の大群』(09年) ヤニック・ダアン、バンジャマン・ロシェ監督 14. 『ZOMBIO/死霊のしたたり』(85年) スチュアート・ゴードン監督 13. 『バイオハザード』(01年) ポール・W・S・アンダーソン監督 12. 『ドーン・オブ・ザ・デッド』(04年) ザック・スナイダー監督 11. 『ブレインデッド』(92年) ピーター・ジャクソン監督 10. 『ゾンビーノ』(06年)
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