最近のことなのですが、週刊現代の記者から取材を受け、危うく捏造された医療批判記事の片棒を担がされそうになりました。講談社という大手出版社の名前に油断したのもあるのですが、巧妙かつ卑劣な手口でした。備忘録、また、同業者の皆様への警鐘として記事にします。
fujipon.hatenablog.com この2016年9月21日のエントリに対して、長谷川豊さんから、こんなふうに言及していただきました。 blog.livedoor.jp 何か反論ある?fujiponさん。 fujiponさん、あなた…現役の医師なんでしょ?ネットをカタカタ叩いてあんな古いデータ持ち出してないで、ちゃんと最新のデータで論じましょう。それくらい出来るでしょうが。 私のコラムを読んで胸糞悪くなってる暇があったらもうちょっと現場で人に話を聞きな。絶対に私と同じこと言うから。汗をかけ、汗を。 なんだかご指名いただいたみたいなので、これを書いているのですが、率直なところ、「反論」っていうけど、長谷川さんがこのエントリで仰っていることへの僕なりの「答え」は、ほとんど冒頭の9月21日のエントリに書いてあると思うのだけど……読んでくれていないのだろうか?と困惑してしまいました。 と
「健やかさを育む、暮らしと子育て」 2004年より、自然派の暮らしをしています。その中で得た経験や知識をわかりやすくお届けいたします! 私は結構、火傷します。。 おっちょこちょいなんで。 普通は火傷をすると、すぐに流水等で冷やしますよね。。 私、今日も、キッチンで、かなり熱めのお湯に「手の甲」をつっこみまして。。 すぐに、ガスコンロの上に、手をかざしました。 こんな風に。。 手の甲をあたためる感じで。 今日は熱いフライパンにかざしましたが、ガスそのままでもいいと思います。 もちろん、熱すぎないように。 そうすると手は何事もなかったように、痛み等もありません。。。 大火傷なら別だけど、 ちょっとした火傷だったら、 キッチンのガス等で患部をあぶるっていいですよ。。 私はこれは何度も経験済みです。 詳しいことは、ホメオパス ともさんの記事をどうぞ! ・・・ ホメオパシーは同種療法と言われています
北條祥子尚絅学院大名誉教授(環境医学)が代表を務める早稲田大応用脳科学研究所の研究グループが、電磁波にさらされると頭痛や皮膚症状などが起こる「電磁過敏症」について、日本人の3.0~4.6%が症状を訴えているとの研究結果をまとめた。調査を今後も続け、診断基準や治療法の開発につなげたい考えだ。 【仮設住宅】ぜんそく発症 主因はダニ 国際学術雑誌「バイオエレクトロマグネティックス」の最新号に論文が掲載された。英国では、2万人を対象にした調査で人口の4%に電磁過敏症の症状が見られるとの報告があり、日本人も同様の高率で症状を示す人がいる可能性が出てきた。 実態調査は12~15年、北條名誉教授らが開発した問診票を32都道府県の一般市民2000人と、電磁過敏症を自己申告している自助組織メンバー157人に送付して実施。症状の有無や電磁波を出す家電製品などとの関連を尋ね、それぞれ1306人、127人から有効
総合診療医:誰もがわかりやすく医療を理解する事ができるブログ「否定の極論」記事に疲れたあなたへ贈る:「食事」「睡眠」「運動」・・これら「健康の三本柱」をねじ曲げずにポジティブに考えるブログです。 2008年8月20日、日本の医療界を震撼させた!!と言っても大袈裟ではない事件(実際には事件ではないのだが)の裁判の判決があった。 被告人への判決は「無罪」・・・『大野病院事件』である。 当時の経過を振り返る。 事件当時、福島県立大野病院における常勤の産科医は医師1人であった。 患者(妊婦)は前置胎盤(癒着胎盤)であった事は、事前の検査で判明していた。 前置胎盤とは、胎盤が子宮の出口(内子宮口)にかかっていたり覆っていたりする状態で、全分娩の0.3~0.6%と稀な病態。 専門的には、事前に前置胎盤(癒着胎盤)を診断する事自体、決して簡単ではないとの事。 ほぼ100%が帝王切開を必要とする危険性の高
テーマ:「延命治療」とは何か? 無意味な治療と必要な治療を分けるもの 救急医は本能的に、苦痛を感じている患者さんを目の前にすると、「苦痛を取り除きたい」「救命したい」という本能を持っている人種です。夜中の救急外来で多忙を極める時など、冷静な判断力が低下しているときほど本能が前面に出てくるものです。 ずいぶん前になりますが、救急外来で勤務をしている後輩救急医から午前2時に「心不全の治療で悩んでいます」と電話がありました。 50歳代の男性が夜中に息苦しくなって救急車で搬送されたとのことです。血圧が非常に高く、血液中の酸素濃度も非常に悪い。胸部エックス線写真では肺に血液がうっ滞している肺水腫という状態で、急性心不全としては典型的な病状です。 緊急の治療が必要な状態なのですが、呼吸状態を改善するためにNPPV(Noninvasive Positive Pressure Ventilatio
夏休みの時期になりました。飛行機で遠方へ出掛ける方も多いと思います。海外旅行に行かれる方は、5時間も10時間も、場所によってはさらに長時間飛行機に乗っていることになりますよね。そんな機内でもし体調が急に悪くなったら・・・どうしますか? 筆者は外科の医師であり、過去に機内で「飛行機の中にお医者さんはいませんか?」というコールを聞き、出て行ったことがこれまでに2回あります。そのエピソードとともに、新しくANAとJALが導入する(した)「飛行機の医師登録制度」についてお話します。 機内の「ドクターコール」とは?これまでは飛行機の中で急病人が発生した場合、「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいませんか」という、いわゆる「ドクターコール」が機内全体にアナウンスされ、医師がいる場合には名乗り出るというスタイルでした。「ドクターコール」を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。 飛行機の医師登録制
週刊誌などで「飲んではいけない薬」「やってはいけない薬」と言った見出しの記事が話題となり,患者さんからの問い合わせが増えてきています。そうした患者さんの不安や疑問に応えるために,「くすりを飲むとき,手術を受けるとき,何をどう考えたら良いのか」について,「基本的考え方」および「こんな健康情報は鵜呑みにしてはいけない8つのポイント」書きました。不十分な点もあるかもしれませんが,現時点で参考になれば幸いです。 【基本的考え方1】 「薬を飲む」「手術を受ける」。。。そうした医療行為には全て,それらを受けることによって病気が良くなる,あるいは病気にならなくなる「利益(効果)」があります。その一方,それを受けることによって生じる「副作用(リスク)」も当然存在します。 一般に「その治療の利益」>「その治療の副作用」となるときに薬の処方や手術は行われるべきです。 【基本的考え方2】 「薬を飲む」「手術を受
(写真:Sandra Cohen-Rose and Colin Rose/クリエイティブ・コモンズ表示 2.0 一般) 1.病気の責任を個人に求めることの倫理的な問題点 最近では日本でも喫煙や不健康な生活習慣で病気になった人には健康保険料を上げたりすることで、健康を維持するインセンティブを与えようという流れがあります。一方で、健康的な生活をしている人や、健康診断をきちんと受け入ている人の健康保険料を引き下げようという動きもあります。このような流れの裏には、不健康で病気になってしまうことは自分の責任であるという「自己責任論」であるというニュアンスが存在していると思います。確かに生活習慣など個人の行動によって病気になるリスクが変化することは疑いようがない事実です。しかし、病気になるかならないかに自己責任論を持ち出すのは倫理的に正当化されうるものなのでしょうか? 倫理学の世界では、これは「健康に
週刊現代7月9日号の記事について (2016/06/28) 講談社が出版する週刊現代7月9日号の特集『「衝撃の新事実 統合失調症の薬で85人も死んでいた」、「うつ病」「認知症」の薬も考え直したほうがいい』においてコンボ理事・職員の発言を発言者の意図とは異なる意図で編集され、本来のコンボの意見と異なる意見があたかもコンボの意見と受け取れるかのように編集されていましたことは、我々の活動の不十分さを示すところであると反省しております。 この記事でご不安を覚えた当事者・家族・専門家の方々に深くお詫びを申し上げます。 ゼプリオンに対する我々の考えは、初めに実態の調査を行って頂き、その調査結果に基づいて、対策が講じられ少しでも亡くなられる方々が少なくなること、使用を希望する当事者の方々がより自己決定を行いやすい情報を入手できる状態になることの一端を担うことです。 また、うつ病や統合失調症の薬物療法につ
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