過労のためうつ病などの精神的な病気になった人は30代が最も多く、労災が認められたケースの3割を占めていることが厚生労働省のまとめで分かりました。 病気を発症した年齢は、30代が31.6%と最も多く、次いで、40代が26.6%、20代が22.4%と比較的若い人が多くなっています。病気の原因は、仕事の内容や仕事量の変化などのほか、職場での嫌がらせや、いじめ、上司とのトラブルといった対人関係も少なくないということです。 厚生労働省は「30代などの若い労働者ほど過労で精神的な病気になるケースが多いという傾向がわかった。職場のメンタルヘルス対策が重要だ」としています。
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