北海道の風景画像を直感的なインターフェイスで検索できる「Viewサーチ北海道」が1月31日、実証実験サイトを公開した。 Viewサーチ北海道は、経済産業省が次世代検索技術の開発・実用化を目指して2007年度から開始した「情報大航海プロジェクト」の採択事業として、北海道大学と札幌に本社を構える5社(ソフトフロント、データクラフト、JR北海道、北海道新聞社、インテリジェント・リンク)がコンソーシアムを構成。文字に頼らない次世代画像検索技術「ビジュアル・コンテクスト・サーチ」を応用したサービスの開発・実用化を目指している。 今回の実証実験の目的について、コンソーシアムに参加する、ソフトフロントの村田利文氏とデータクラフトの鵜川久氏に話を伺った。 ● 類似画像をうまく並べれば、人間は瞬時に大量の画像を一覧できる Viewサーチ北海道で利用しているビジュアル・コンテクスト・サーチという技術は、北海道
情報処理学会は、16日から17日にかけて東京・港区の機械振興会館でコンピュータ関連のシンポジウム「第16回コンピュータシステム・シンポジウム」(ComSys2004)を開催している。初日の16日には米Googleの技術部門におけるディレクターで、社員番号1番という創業メンバーの1人、Craig Silverstein氏を招待。「Googleとそのシステム」と題して招待講演が行なわれた。 ● チープなマシンで分散型のシステムを構成。障害はソフトウェアで乗り切る Silverstein氏はまず、「Googleのミッションについては、世界中の情報を体系付けること。そしてその情報をいつでもどこでもアクセス可能で、役に立つものにすることだ」とコメント。Googleでは検索対象ページをこれまでの約40数億ページから、約2倍となる約80億ページに拡充したばかり。容量は1ページあたり平均10KB、合計で1
東京国際フォーラムで31日に開催された「INTERNET Watch 10周年記念シンポジウム『インターネット Next Stage』」のセッション Part 2で、グーグル代表取締役社長の村上憲郎氏が登壇。「Google:これまでとこれから」と題し、検索サービスの現在、そして将来像を語った。 ● 最も優先度の高い利害関係者は“一般ユーザー” 村上氏はまず、コンピュータテクノロジー発展の推移の中で、Googleが目指す方向性を説明。「メインフレーム分野ではIBM、パソコンにおいてはマイクロソフトの存在が欠かせないと言われるように、インターネットと言えばGoogleと思い浮かべてもらえるようになりたい」と発言し、インターネット世界における圧倒的な存在感の確立のために、Googleは日々の業務を行なっている姿勢を示した。 それがどの程度達成できているかについて、村上氏は「世界におけるオンライン
SOHOなどのクリエイター向けに、セミナーやパネルディスカッションを行なう「Macromedia MAX 2004 Japan」が20日まで東京都渋谷区の東急セルリアンタワーで開催されている。初日の19日には、孫正義ソフトバンク代表取締役社長による特別公演が行なわれた。 ● ブロードバンド普及に最も貢献した男 「日本のブロードバンド普及に最も貢献した」と井上基マクロメディア代表取締役に紹介され、演壇に登場した孫氏は開口一番「ブロードバンドに明け、ブロードバンドに暮れている」とブロードバンド“漬け”の生活を語り、会場を和ませた。 続いて、「情報革命はすでに始まっていた」との持論を展開。「グラハム・ベルが電話を発明した1876年から情報革命は始まっており、1941年にはテレビが登場。また、1975年にはマイクロプロセッサが開発され、PCがより身近になった。そして、電話、テレビ、PCを統合させた
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