ジェンダーやダイバーシティの話は、とても複雑で根が深い。社を挙げてD&Iに取り組んでいるとはいえ、どうしてもメルカリ内で知識の差が出てしまう。そこで今回はトークセッションへ入る前に、スプツニ子!さんから15分ほどのピッチをしてもらった。スライドを見ながら、あらためてD&Iの必要性や現状の課題を洗い出していく。 スプツニ子! 私はアーティストとして作品をつくりながら、MITや東大・藝大などの大学で教員をしてきました。MITは「新しい課題の発見や解決のためには、多様な人材を入れて、多様なアンテナを立てる必要がある」という意識を持っているチーム。そこで、これまでMITの歴史の中で割合が多かった白人男性以外の人材を、意識して積極的に採用していこうというアファーマティブアクション(※)に取り組んでいました。一般企業でも、役員に多くの女性を登用する企業は、実際に業績が上がっています。グローバルの証券会