はじめにChatGPTの問題に、2021年までのデータでしか学習しておらず、最新の情報に答えることができないことがあります。例えば昨日の東京の天気を教えてと、小学生でも分かる質問にすら答えることができません。また、インターネットに公開していない情報、例えば企業の内部情報や個人のプライベートな情報にも無力です。人間もそうですが、人工知能と言えど知らないことは知らないのです。 その問題の解決策の一つにファインチューンがあります。自社データを持ち込み学習モデルの微調整を行う方法です。つい先日、Azure版のgpt-3.5 turboのファインチューンがサポートされました。ただこの方法はお金もかかりますし、Azure環境を利用するなど敷居が高いです。 そこで本ブログでは、ベクトル検索エンジンを併用した、お手軽で低コストにChatGPTを賢くする方法をご紹介したいと思います。 この方法ではプロンプト