経済産業省は2011年7月8日、特定サービス産業動態統計調査において、2011年5月分の速報データを発表した。それによると、2011年5月の主要メディアにおける広告費売上高は前年同月比でマイナス8.8%と減少を見せていることが明らかになった。主要項目別では「雑誌」がマイナス24.0%と、もっとも大きな減少率を記録している(【発表ページ】)。 今記事のデータ取得元の詳細などは記事の一覧【4大既存メディア広告とインターネット広告の推移(経済産業省発表・特定サービス産業動態統計調査から)】の中で解説している。そちらで確認してほしい。今記事はその2011年5月分データ(公開は2011年7月)の速報値を反映させたもの。なおそれより前のデータについては、速報値の後に発表される確定値で修正されたものを用いている。 比較しやすいように先月発表データと並列して図にしたが、東日本大地震・震災による影響が各部門