本日は、久々に書評でも。 最近は経営史に凝っているので、よく経営史関連の書籍を読むんだけど、本日は、比較経営についての本の書評でもしてみようかな、と思う。 で、本日書評するのは、吉森 賢著の「 日本の経営・欧米の経営―比較経営への招待」で、読みやすくて面白かったんでご紹介。 本書を読むことで、簡単に日米欧の経営文化やその違いを簡単に把握できる。本日のエントリはそれらの簡単なまとめてきなものでもあるので、ご了承を。 本書によれば、フランスなどにおいて、特に特徴的な考え方であるが、技術・生産中心の考え方は、「良い商品は何もしなくても口コミだけで売れる」というのがある。 一方で、アメリカ型の考え方は「良い製品は良い広告から」といった形で、マーケティング要素が製品と一体化されて語られることがある。マーケティングや経営的な要素が重要になり、販売手法や広告の重要性が理解されているのである。 「わが社は
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