(ご注意) 投資銘柄に関する情報を記載することがありますが、投資は自己責任でお願い致します。また、私の職業上知り得た個別企業情報につきましては、一切記載していないことをあらかじめお断りしておきます。 利益の質 角山さんのコラムで紹介のあった 勝間和代著「決算書の暗号を解け!」(下図)をさらっと読みました。 第一印象としては、「私がシェアーズさんのセミナーでお話した内容 とかなり被っているなあ、私がこのネタで本を書くチャンスは完全に消えたなあ」というものでした(笑)。まあ、私がセミナーで解説したような内容は、監査経験のある会計士の共通認識でもある内容なので、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・。 書籍のターゲットとしている読者の都合上、決算書の説明から始めているので、やや総花的で、せっかくの個々の論点が薄くなってしまっている印象はありますが、「会計上の利益がいかに相対的なものであるか」、
(ご注意) 投資銘柄に関する情報を記載することがありますが、投資は自己責任でお願い致します。また、私の職業上知り得た個別企業情報につきましては、一切記載していないことをあらかじめお断りしておきます。 文系と理系 早川さんが、面白いコラムを書いています。理系の投資家は、データから導き出せるFactから何かを読み取ろうとし、文系の投資家は、歴史に詳しく、その教訓から何かを読み取ろうとする傾向があるという指摘です。なんとなく、頷けるような気がしました。私、歴史モノ、大好きですし。(和歌山に出張に行った時など、すぐにここは、紀伊徳川家、五十五万石のお膝元だななどと考えてしまいますこういうHPで調べるの、結構好きです) 会計士というと、とかく「数字に強い」というイメージが世間一般にはあるようですが、これは大変な誤解だと思います。我々の業界は圧倒的に文系の人間が多く、「数字に強いのではなく、単なる簿記
(ご注意) 投資銘柄に関する情報を記載することがありますが、投資は自己責任でお願い致します。また、私の職業上知り得た個別企業情報につきましては、一切記載していないことをあらかじめお断りしておきます。 上場の意味 2007年7月10日、SBIホールディングスが、傘下の子会社を通じて、ナルミヤインターナショナル(3364)にTOBをかけることを発表しました。発行済株式数の37%を握る創業家一族と現経営陣は、このTOBに賛同していることから、株価等でもめることもなく、あっさりと成立しそうです。この会社の上場は、2005年3月ですから、わずか2年4ヶ月の上場期間だったと言えます。TOB後は、SBI傘下で、リヴァンプの支援のもと、経営再建を推進するとのことです。 上場来の株価チャートを参照してください。いくら、将来のことはわからないとはいえ、むごい限りです。これでは、上場後に株式を購入した投資家で儲
(ご注意) 投資銘柄に関する情報を記載することがありますが、投資は自己責任でお願い致します。また、私の職業上知り得た個別企業情報につきましては、一切記載していないことをあらかじめお断りしておきます。 堕ちる会社 大研究 月刊「宝島」さんが、「堕ちる会社大研究」と題して、ここ1年の株価暴落銘柄リストを特集されています。日経ビジネスや週刊ダイヤモンドから始まったビジネス誌の不祥事企業特集もこの「150社リストアップ」で総括された感があります。 この特集を読んでいて、1年で株価が80%以上も暴落する銘柄というのは、以下のような、ある程度共通したいくつかの特徴があるように思いました。 ? 本業が上流産業の市況の影響を受けやすい受注産業、顧客からのリピートが見込めない単発商品・サービスの販売産業など、少し勉強している投資家ならば、「事業の内容」を読んだだけで、「かなり安定性に欠けるな」と理解できるよ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く