最近、KOSDAQがすごいみたいな雑誌記事を複数見かけて笑えました。まずは、ZAKZAK さん。クリック証券の上場記事が目を引きます。ダイヤモンド も同様な記事を取上げ、ネプロジャパンの子会社が子会社上場した例を上げています。ちなみに「子会社上場があるのは日本だけの制度」というのは、真っ赤な嘘です。 雑誌記事のように、日本の企業が日本で上場するよりも、韓国で上場する方がコストも低くて済み、審査もヌルヌルで、さらに調達額が日本で上場するよりも多いのなら、それは日本の株式市場にとってはいい事だと思います。日本の取引所は、なんだかんだ言ってもそれなりの倫理観とルールをもって審査されるわけで、それを緩める必要はないのです。一方、最近反社会的勢力との関係を持つ会社が上場したりするそうですが、そのような会社は日本では上場は難しいでしょう。仮に韓国の取引所がそれらに寛容だとしたら、自壊するのは明白です。