宗教法人「幸福の科学」が新党を結成する。その名も「幸福実現党」。5月下旬にも記者会見を行う予定だ。幸福の科学は、先の千葉県知事選で森田健作現知事を応援するなど「シンパ候補」の支援活動を展開してきた。今回の新党結党は、4月30日に東京・五反田の教団総合本部で大川隆法総裁が行った法話が発端。その中で総裁は「これまで教団の政治活動は間接的だったが、これからは一定の政治的勢力にならねばならない」「仏国土、地上ユートピアの建設をめざす以上、陰で糸を引いているように言われるべきではない」「今の政党は国民の付託に応えていない。新党は波風を起こすだろうが、教団が政策提言を行っている以上、結果にも責任を持たねばならない」「マルクスの『共産党宣言』を超える『幸福実現党宣言』を、世に問う時が来た」などと決意を語った。この法話はDVDに収録され、全国の教団支部で上映されたという。さらに、5月10日に東京・日比谷公