セブン&アイ・ホールディングスは11月29日、ジェーシービー(JCB)と提携し、非接触ICチップを搭載したプリペイドタイプの電子マネーカードを、2007年春をめどに独自に発行すると発表した。グループ店舗で相互利用できるポイントサービスも、2007年春以降に始める。 電子マネー、ポイントサービスとも、当初は全国1万1000店以上のセブン-イレブン店舗で利用できるようにし、将来はイトーヨーカドーなどグループ計1万2500店舗で利用可能にする。買い物で貯めたポイントの電子マネー化など、電子マネーとポイントが連動したサービスも準備するほか、グループ外の企業とのポイント連携も推進していく。 JCBに開発ノウハウを提供してもらうほか、申し込み手続きやデータ管理を委託する方向で検討する。JCBの非接触IC決済サービス「QUICPay」などといった後払いシステムや、他社の電子マネーにも対応したシステム構築