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10日夕から12日未明にかけ、国内最大級のSNS「mixi」がアクセス障害に陥り、登録者2102万人(7月末現在)が「インフラ寸断」に見舞われた。イベントの開催やグッズの譲渡など多目的に使用していながら、代替通信手段を持たないユーザーもいたためだ。 「このまま障害が続いてイベント当日になったら、と考えるとゾッとした」。mixiを通じて音楽愛好家による演奏会を主催する埼玉県の自営業の男性(29)はこう振り返る。男性のコミュニティーでは14、15日に演奏会を控えていた。約2600人が所属する大所帯で、mixi以外の連絡先を確保していなかったのだ。 SNSは、メールアドレスや電話番号を知らなくても、互いにページにアクセスし合うなどして気軽に連絡できるため、連絡先を交換しないケースが少なくない。「参加者に安心感を持ってもらうために、障害時に復旧の見通しを伝えるツールが欲しい」と訴える男性は今後
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