フィンランドの授業風景(Riku Isohella/ Velhot Photography Oy /Finland Promotion Board)教育先進国として注目されるフィンランドで今年8月、10年に1度の総合学校のカリキュラム改正が実施された。カリキュラムは日本の学習指導要領に当たる。同学校は義務教育課程で、7歳から16歳までの1年生から9年生(日本の小・中学生に相当)が通う。 同国の駐日大使館はこのほど、大使館のホームページで「フィンランドの学校がこう変わる!Q&A10選」と題し、改正点などをQ&A形式で公開した。プログラミング教育の必修化など、注目箇所をピックアップした。この中には、カリキュラム改正でPISAの成績が落ちるかもしれないと懸念する声に「落ちたとして、それがどうしたというのでしょうか」と、堂々と表明する姿勢もあった――。 新年度から必修化されたプログラミング教育は、
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