「名誉棄損の告訴状が3本も4本も出ざるをえないような議論は、いかがなものか」 仙谷由人官房長官は16日夜の記者会見で、自民党議員の国会質問を批判した。 仙谷氏は会見で、記者から「政治とカネの問題で政府・与党に反省点はなかったか」と聞かれ、自らの反省を語る代わりに「アッパーハウス(参院)の方」の質問を、やり玉に挙げた。15日の参院本会議で「鳩山由紀夫前首相を脱税容疑で国税庁に調査させるべきだ」などと主張した西田昌司参院議員が念頭にあるとみられる。 仙谷氏は、「(持ち時間の)30分すべてを政治とカネ、罵詈(ばり)雑言を投げつける質問をした」「フェアではない。結論として、その方や党派への国民の支持が減っていく」と怒りが収まらない様子だった。
【モスクワ=副島英樹】国会議員の「ずる休み」が目に余る――。そんな批判にさらされて、「襟を正す」ための法改正案がロシア下院(定数450)に提出された。しかし、無断欠席に対する厳罰は盛り込まれず、議員規則を見直すとしただけ。公共交通機関の無料特権をずる休みに使われないよう歯止めをかけるものの、「手ぬるい」との声が早くも出ている。 大衆紙モスコフスキー・コムソモレツは今月、「70人の出席議員が400人余の投票ボタンを押した」と1面トップで報じた。同紙カメラマンが下院を訪ねたら、議員数は70人ほどなのに電子投票では424票もあったことを皮肉った内容だ。こうした議員の「さぼり」はロシアでたびたび報じられ、クレムリンの怒りを買ったことが法改正案につながったといわれている。 改正案は、現行の下院・上院議員地位法にある「各会議に直接参加する」との記述を「直接参加を義務づける」に修正するほか、交通機関
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