国民新党の下地幹郎国対委員長は16日午前のテレビ朝日番組で、米軍普天間飛行場移設問題をめぐる鳩山由紀夫首相の責任に関し「ちゃんと米国と合意することが大事だ。(5月末までに)日米合意ができなかったら鳩山さんは首相としての責任を取らなければいけない」と述べ、月内の日米合意がなければ首相を辞任すべきだとの考えを示した。
国民新党の下地幹郎国対委員長は16日午前のテレビ朝日番組で、米軍普天間飛行場移設問題をめぐる鳩山由紀夫首相の責任に関し「ちゃんと米国と合意することが大事だ。(5月末までに)日米合意ができなかったら鳩山さんは首相としての責任を取らなければいけない」と述べ、月内の日米合意がなければ首相を辞任すべきだとの考えを示した。
前原沖縄相、枝野行政刷新相が9日、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で鳩山首相が約束した5月決着にこだわる必要はないとする見解を相次いで表明した。 仙谷国家戦略相も7日に同様の発言をしており、民主党の小沢幹事長と距離を置く3氏が同時期にそろって同じ見解を示したことには、「首相擁護」の立場を明確にして政局の主導権を握ろうとする狙いもありそうだ。 前原氏はフジテレビの番組で、「5月31日ですべてが終わるのではない。時間をかけながら、合意を得るための努力を積み重ねていかないと(いけない)」と述べ、政府が移設先として検討している沖縄県や鹿児島県・徳之島などとの調整を5月末以降も続けざるを得ないという見通しを示した。移設の政府案に関しては「近々、首相が示すと思う。閣内で決定し、米国、(関係自治体など)地域にも説明する」と語った。関係閣僚会議は、10日にも開かれる見通しだ。 枝野氏もさいたま市内で記者団
民主党の山岡賢次国対委員長は6日、党本部で開いた会合で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に触れ「直接国民の生活には影響していかない」と発言、沖縄県糸満市議から抗議を受け、すぐ撤回して謝罪した。 山岡氏は「地方に行くと普天間(問題)は何か雲の上の話で、子ども手当は自分たちの生活の話との思いもあるような感じだ」とも述べた。 これに対し市議は「普天間の問題は、私たちにとっては生活を破壊される大きな問題だ。県民を冒涜しているように聞こえる」と指摘した。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、政府が20日、有力候補地の鹿児島県・徳之島の3町長に初めてかけた公式の電話連絡。平野官房長官との面会要請は、「長官は徳之島の『ト』と言ったこともないと言っていた」「不誠実な方」と切り捨てられた。全島民の約6割が参加した反対集会の勢いを背に、政府への激しい不信感があらわになった。 島内の徳之島、伊仙、天城の3町役場には20日午後、官僚トップの滝野欣弥・官房副長官から次々と電話が入った。訪ねていた伊仙町長室の電話が鳴ったのは午後1時45分ごろ。大久保明町長は記者の目の前で受話器を取ると、「即座に回答します。18日の決起大会(反対集会)は大変な島民の熱意でした。足の悪い人も子供もみんな集まって基地は断固反対。決定的な民意ですよ」とまくしたてた。 町長は戦後、米軍占領下で本土復帰を目指して闘った島の歴史も引き合いに出した。「島民の反骨精神は、普通じゃ
鳩山由紀夫首相が29日夕、首相官邸で記者団に語った内容は、以下の通り。 ――よろしくお願いします。 「よろしく」 【普天間基地の移設問題】 ――米軍普天間飛行場の移設問題について、岡田外務大臣は対米交渉前に一つの案に絞り込む必要はないとの考えを示した。総理は「最終的には一つにまとめなければ交渉はうまくいかない」と述べていたが、政府案を3月中に一つにまとめる考えに変わりはないか。これは閣内不一致と呼ばれる現象ではないか。 「え(苦笑い)。そういうわけではありません。当然いろんな選択肢の中から当然最終的には一つにして交渉をまとめていくと、当たり前で最後に二つもある、三つもあるわけはありません。ただ当然のことながらいろいろとアメリカやあるいは日本の中でも、交渉をしていく中で当然、必ずしも表だけの交渉ではなくて意見のすり合わせというものを行う必要があると。その中でいくつかの案が最初はある
社民党の沖縄基地問題対策プロジェクトチーム(PT)座長の照屋寛徳衆院議員は23日、党本部で記者会見し、同党が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先として、米領グアムとともに提唱している硫黄島について「(条件が厳しく)移設候補先から取り下げることになる」と述べ、週明けにも党基地問題PTに報告する考えを表明した。 今月21、22両日、照屋氏らが硫黄島を現地視察した結果、火山活動中で地面の隆起が続いている▽ライフラインの確保が困難でコストが莫大(ばくだい)▽第2次大戦の遺骨収集が続いている−ことなどが分かり、移設先として困難な状況と判断したという。 硫黄島を移設候補先から除外することで、同党が掲げる候補先はグアムだけになったが、照屋氏は「あくまでも県外、国外移設だ」と強調。国内の移設先についても模索を続けていく。
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