佐藤 茂 [金融・Web3ジャーナリスト/CoinDesk Japanアドバイザー] Sep. 28, 2017, 11:00 AM 7,856 世界最大級の資産運用会社のブラックロック(BlackRock)は、ビッグデータからスモールデータまでを使いこなし、日本のGDP(国内総生産)を上回る600兆円以上の資産を株式や債権、不動産やインフラなどを含むオルタナティブ資産などで運用を行う。 楽天が都内で9月27日に主催したイベントで、ブラックロック・ジャパンの運用部門で株式戦略部・部長の入山千恵子氏は、株式のアクティブ運用を通じてリターンを追求する時に大切なことは、バランスシートや損益計算書の上で「良い企業」を探すことに尽きると話した。 ビッグデータやAI(人工知能)を利用したアクティブ運用では、例えば衛星データを使って、中国の工場や物流のある程度の状況を把握できれば、国の経済活動の予測につ
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