今回は、アルパカ証券のフロントエンドについて述べます。 アルパカ証券ではReactを採用し、SPA(Single Page Application)として実装しています。また言語としてTypeScriptを初期から採用しています。 技術スタックTypeScriptそれなりに大きな規模のソフトウェアになるため、TypeScriptによって型レベルでの安全性を担保することで開発速度が出ると考えていたため採用しました。 特に型情報が有効なのはサーバーとのAPI部分です。JavaScriptではなにもないと勝手に変換されて不正な値になってしまうことがありますが、TypeScriptである程度保護されています。このAPI部分は前回述べたようにgRPCのprotoで定義されているのでこれを利用できます。 gRPCのproto定義からTypeScriptへの変換は、以下のように行います。 一度proto
