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ブックマーク / kan-chan.stbbs.net (2)

  • なぜ正字正假名を使ふのか

    戰前の文學作品や文獻の研究 普通、學校の國語の授業で古典や戰前の近代作品を學ぶ時、前者は新字舊假名、後者は新字新假名に書き改められたものを使つてゐる。 なるほど、これなら正字正假名を「苦勞しながら」讀んだりする手間が省けるかもしれぬ。 しかし、原文の持つ雰圍氣をもつと忠實に味はひたいといふのであれば、是非とも正字正假名で鑑賞してみると良いだらう。 文章をレトロ調に味付ける 数年前「おもひでぽろぽろ」と云ふ映畫があつた。 なぜ「おもいで」でなく「おもひで」なのか。 題名をレトロ調に味付けるためである。 このやうな使用法を時々見かけるやうになった。 特に「〜でしょう」を「〜でせう」と書く人は多いのではないだらうか。 言葉の美しさ 俳句や短歌の愛好家には、正假名遣ひで詠む人も結構多い。 しかし、そのやうな俳句や短歌を新假名遣ひに直すと、途端に元の作品の持つ言葉の美しさが半減してしまふ。

    mhrs
    mhrs 2006/10/09
    “戰前の文學作品や文獻の研究” “文章をレトロ調に味付ける” “言葉の美しさ” “戰後の國語政策の問題”――(見出しより)。「現代假名遣い」版: http://kan-chan.stbbs.net/word/why.html
  • よく聞かれる質問

    旧仮名遣いは発音と一致していないので覚えづらいのではありませんか。 「旧仮名遣い」を覚えるなど、中学生レベルの英単語を覚えるよりも、もっとずっと楽なことです。しかも母国語なのですから余計覚えやすいのです。 確かに、「旧仮名遣い」は発音と一致していないのですが、それを言うなら新仮名遣いもそうです。 例えば「ジ」「ズ」は言葉によって「じ・ぢ」「ず・づ」の両方の表記があります(これは、むしろ新仮名遣いの方が規則が複雑です)。 「は」「へ」「を」は助詞に限ってはワ行の発音(ワ・エ・オ)になります。 それにもかかわらず、私たちは何の苦もなく両方の使い分けをきちんとしています。 よく覚えられるね、なんて言うのが野暮なもので、こんなのは慣れの問題です。 日語以外の言語でも、文字と発音を完全に一対一対応している言語というのは、あまりありません。 人工文字のハングルでさえ朝鮮語の発音との完全な一対一対応

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