「わけ」の漢字に據る表記はどうあるべきか? 「常用漢字」で「訳」と書くが? 正字體では「譯」? 鴎外は、「わけ」は「わけ」と平假名で書きたかつたらしいが、漢字ならば「訣」がまあ妥當だらうと思つてゐたやうだ。 正字正かな掲示板@言葉 言葉 言葉で出た話の纏め。 鴎外の用語 森鴎外『鸚鵡石』(序に代ふる対話) 高島俊男の考へ 『お言葉ですが…』第七巻「漢字語源の筋ちがい」 タイトルは「訳がワケとはワケがわからぬ」(初版第一冊では145ページ)です。 以下、要点だけ書きます。 「訳」は「やく」、つまりトランスレイトなのに、なぜ「わけ」と訓じるのか。 三省堂『新明解国語辞典』では、〔「訣」に似ている所から流用された用字〕と説明してある。 日本語の「わけ」は、ものごとをわけて(分析して)説くこと。「わかる」はその自動形。 「わけ」にあてる漢字は、「分」、「判」、「別」、「理」などの諸例がある。訣別、
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