全体の45.2%に当たる6億3700万人がWebブラウザを最新版に更新しておらず、サイトを閲覧しただけでマルウェアに感染する恐れがあることが判明した。 世界のGoogleユーザーの半数近くがWebブラウザを最新版に更新せず、脆弱性を放置した状態で使っている――。Googleのスイス法人とIBM傘下のInetrnet Security Systems、スイスのETH Zurichの研究者がこんな報告書をまとめた。 研究チームは2007年1月から2008年6月にかけ、世界各国でGoogleのWeb検索とアプリケーションサイトのユーザーが使っているWebブラウザを調べた。 その結果、最もセキュアな最新バージョンのWebブラウザを使っていないユーザーは、全体の45.2%に当たる6億3700万人に上ることが判明した。 Webブラウザの脆弱性を突いてマルウェアに感染させる攻撃が増える中、こうしたWeb