逆引きの仕組みと逆引きDNSの運用 おろそかにされがちな逆引きサーバですが、その効果は意外に大きいものです。WebサーバにしてもFTPサーバにしても、そのサーバの運用者の意図次第で、接続元のIPからドメイン名を検索してログファイルに記録したり、場合によっては逆引きしたドメイン名からIPアドレスを正引きし、同一性を確認する場合があります。 こうした機能はクライアントだけでなく、サービスを提供するサーバやネットワーク側にも多くのコストを要求します。運用側も十分に承知しており、こうした同一性の確認およびIPアドレスの逆引き結果をログファイルに記録するなどの行為は、多くのサイトでは行われていません。それでも接続元の身元を確実にとらえておきたいと意図する運営者や、ログファイルにはホスト名を残したいと思う管理者は少なからず存在します。そのようなサイトにアクセスした場合は、逆引きの効果が大きく左右します
![@IT:キャッシュ/逆引きDNSの構築と運用(2-2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)