非常に多くの方が自動車を購入する際に参考にする「カタログ燃費」。言葉としては知っているけれど、十分に理解していない方がとても多いように感じます。 今までも散々さまざまなメディアで取り上げられているネタですので、あらためて私がお話ししなくても必要十分なのではないかとも思いますが、まだまだ正しい認識をされていない方が多数いらっしゃいますので、他とは少し違った視点も含めながら解説してみたいと思います。 カタログ燃費は何のためにあるのか 2011年4月以降に新規型式を取得する車両(新型車)に対し、JC08モードという測定方法で算出された燃費値をカタログなどで公表することが義務付けられました。 それまでは10・15モードという測定方法で公表されていましたが、あまりにも実燃費との乖離が大きすぎるという市場の声を踏まえ、少しでも実燃費に近づけるためにJC08モードという測定方法が採用されました。 正直に
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