岡山電気軌道(岡山市北区岡南町)は30日、同社の子会社・和歌山電鉄(和歌山市)で人気の三毛猫の駅長「たま」を車体にあしらった「たま電車」の運行を始めた。 岡山市出身のデザイナー水戸岡鋭治さんがデザイン。白の車体に跳んだり寝転んだりする35ポーズの「たま」をキャラクター化したシールを張り、座席も白や黒、オレンジ色で体の模様を表現した「たま柄」で統一した。 この日、岡山駅前電停(同駅元町)で出発式があり、岡山電気軌道の社員や招待された同市立旭東幼稚園児ら約30人が出席。小嶋光信社長が「岡山の皆さんに楽しい話題を提供していきたい」とあいさつし、テープカットで初日を祝った。