ソフトバンクは9日、8月下旬に同社の携帯電話から送信したメールがあて先とは別人に誤って届くなどの通信障害が発生した、と発表した。8月28〜31日に関西、北陸、中国、四国、九州、沖縄地域で発生し、計3902人に影響が出た。対象者には今後、メールや手紙などで謝罪をする方針だ。 同社によると、送信したメールが別の人に届いたり、受信したメールに本来の送信元でない第三者のアドレスが表示されたりした。大阪府内にあるメールサーバーの不具合が原因で、ソフトバンクの回線を利用している「ディズニー・モバイル」の利用者にも同様のトラブルがあった。 トラブルは29日に利用者から問い合わせがあって判明したが、原因の究明作業などで公表が9日になった、という。問い合わせは0120・919・081(午前9時〜午後8時)。10月31日まで受け付ける。