神戸開港150年目を記念して、神戸市中央区のメリケンパークにこの冬登場した「世界一のクリスマスツリー」が議論を呼んでいる。 樹齢150年のアスナロ(約30メートル)の巨木を使い、世界最大級と打ち出したところ、「自然破壊では」などの批判が寄せられ、企画した関係者は困惑気味だ。 設置主体は、希少植物を探すプラントハンターの西畠清順さん(37)が代表を務める会社「そら植物園」(東京)、神戸市、神戸観光局(20日に神戸国際観光コンベンション協会から改組)、地元企業などでつくる実行委員会。使用した木は富山県氷見市の山林のアスナロで、西畠さん自身が選んだ。 高さ約30メートル、重さ約24トンの木は、セレモニーを経て氷見市を送り出され、新幹線の車両などを運ぶ特殊車両や船で約1000キロを運搬。11月13日に神戸に到着し、今月2~26日、ツリーとして展示されている。 しかし展示後に撤去し、一部をアクセサリ
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