Web2.0型ビジネス研究 オープンなSNS編
Web2.0の世界におけるビジネスの特徴について考えるにあたり、前回に続いてもう1つ、特徴的なソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）を紹介する。ユーザーのプロファイリングを一層明確にし、より効果の高い広告モデルの展開を狙う、「オープンなSNS」だ。 ポータル大手のエキサイトは4月26日、「オープンなSNS」を始めた。前回（Web2.0型金融ビジネスは成り立つか：Web2.0型ビジネス研究 ショッピングSNS編）紹介した「ビルコレ」と同様、だれでも参加することができるものだ。 とはいえ、むやみやたらにメンバーになられても、それがWeb2.0型サービスを展開する土台を築くのに直結することにはならない。ましてや、そもそもエキサイトにとって効果的な意味を成さないと考えられる。 なぜなら、エキサイトは実は、明確にターゲティングされた顧客に向けて情報発信することにより、非常に高い広告効果を導
エキサイト、SNS機能付き“ブログ名刺”
エキサイトは4月26日、自己紹介ページを作成できる「エキサイトネームカード」β版を公開した。ブログやWebサイトにリンクを貼り付ければ、名刺代わりに使えるとしている。同じ趣味を持つ人同士で交流する機能を備え、SNS（ソーシャルネットワーキングサービス）的にも利用できる。 自己紹介ページには、顔写真やブログの更新エントリを表示できるほか、職業や住んでいる場所、好きな音楽や映画などをキーワードとして登録できる。 キーワードをクリックすると、同じキーワードを登録した人を一覧表示。キーワードに関して「フォーラム」で話し合える。 友人と“名刺交換”すれば、相互の自己紹介ページをリンクし、メッセージ送受信が可能になる。 4月27日にアクセス解析機能も搭載する予定だ。
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エキサイト決算、エキサイトネームカードを軸に「Media2.0」事業を展開
