KDDI 社長兼会長の小野寺氏 KDDIは、2007年3月期の第3四半期決算を発表した。決算発表会では、同社代表取締役 社長兼会長の小野寺 正氏が決算や業績見通しを説明するとともに、MNPなどで好調だった移動通信事業やコミッション(販売奨励金もしくはインセンティブ)についての見解を語った。 ■ 期初予想よりも高い増収・増益の見通し KDDI連結決算。前年同期比を上回る業績で、今回出された3月期全体に対する予想は、期初予想を上回っている 移動通信事業のみの決算。前年同期比の業績も向上し、3月期全体で見ても、やはり期初予想を上回る予想が出されている 第1四半期~第3四半期(2006年4月~同12月)におけるKDDI全体の連結決算では、営業収益が2兆4,625億円で、営業利益は3,161億円となり、当期純利益は1,910億円となった。前年同期と比べると、営業収益は10.4%増、営業利益は22.7