昨年末に発売された京セラ製のWIN端末「W44K」は、目立ったスペックや機能は持たないものの、厚さ約15.3mmと、現在発売されているWIN端末としては最も薄く、販売も好調だという。 一方、今月発売予定の「W51K」は、京セラ初のワンセグケータイだ。しかしワンセグを搭載しつつも、最薄部20mmと、auの折りたたみ型ワンセグケータイとしては最薄、最軽量となっている。 今回はW44KとW51Kについて、同じく薄さを特徴の一つとしながら、どういったターゲットをねらっているかなどを、京セラの通信機器関連事業本部 マーケティング部 商品戦略部 デザイン課 デザイン係 責任者の板野 一郎氏、同 商品戦略部 商品企画1課1係 責任者の田辺 正昭氏、同 商品戦略部 デザイン課 デザイン係の光永 直喜氏にお話を伺った。 ■ 薄さと使いやすさを追求したW44K 京セラ 通信機器関連事業本部の板野 一郎氏 ――