きょうで9回目となった「脱原発ツイッターデモ」。集合場所の渋谷・宮下公園には「環境団体」「市民団体」「民族派右翼」などのノボリがはためいた。組織による動員ではない。団体といっても2~3名だ。ツイッターで呼びかけ合った個人参加者たちで宮下公園は膨れ上がった。祭りの賑わいを思わせる。 「回を追うごとに沿道の反応が強く大きくなっている。飛び入りが増え、拍手も送られるようになった」。呼びかけ人の平野太一さん(会社員・26歳=杉並区)は手応えの良さに自信を示す。 原子力安全委員会(班目春樹委員長)が23日、大飯原発のストレステスト一次評価を妥当とする判断を示したことを受けて、野田政権は今週中にも再稼働にゴーサインを出すものと見られている。 こうした情勢もあって会場は緊迫した雰囲気が漂った。「再稼働反対」のプラカードが目につく。デモ出発前から打ち鳴らされるパーカッションの音がせわしない。参加者は少し苛
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