「秋葉原無差別殺傷事件、犯人、加藤智大、彼は一体誰なのか?」 ― 中島岳志×大森立嗣対談 Vol.2 ― 現在、渋谷・ユーロスペースで公開中の映画『ぼっちゃん』。2008年6月8日に起こった秋葉原無差別殺傷事件を“モチーフ”にしたこの作品の公開を記念し、大森立嗣監督と、ルポ『秋葉原事件 加藤智大の軌跡』を著した中島岳志氏のふたりが、“加藤智大、秋葉原無差別殺傷事件とは何だったのか”を語りつくす。 ⇒Vol.1「“加藤智大”を語る/描くということ」https://nikkan-spa.jp/412165 ◆友達がいたのに“孤独”だった 中島:僕があの本で、ひとつ「違うんだ」と言いたかったことがあります。例えば社会学者の宮台真司さんなんですが。秋葉原事件が起きたときに、宮台さんが何を言ったのかというと、「これは“誰かなんとか言ってやれよ問題”だ」と言ったんです。つまり、加藤にはいろいろな心のね
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