政府が米価高騰対策として放出を進めている備蓄米について、 「消費者から見て赤飯のように赤くなる」 怪現象があいついで起きていることが、弊紙の調べでわかった。物理学にくわしい専門家は「赤方偏移の影響ではないか」と指摘している。 都内在住の主婦(45)によると、先日、近所のスーパーに備蓄米が入荷すると聞きあわてて見に行ったところ、在庫がものすごい勢いで遠ざかっていき 「赤く見えた」 あと消えたという。入手はできなかった。同様の事例が、取材した範囲では全国で観測されているという。 物理学に詳しい専門家筋によると、これは 「明らかに "赤方偏移" による赤飯化ですね」 と分析する。救急車の音が遠ざかっていくと変わって聞こえる=ドップラー効果と同じ物理現象で、 「備蓄米在庫が消費者から遠ざかっていくと、白い米が赤く見える」 というのだ。 むかしから赤飯といえばめでたいときに炊くものという習慣があった
