通票を確認する鉄道事故調査官(左、高知市で) 高知市のとさでん交通伊野線朝倉停留場付近で25日、単線区間に下りの路面電車(1両)が誤って進入して上り電車(1両)と37メートルまで接近する事案があり、国の運輸安全委員会は事故につながりかねない「重大インシデント」と判断、鉄道事故調査官2人を26日に同社に派遣した。同社は2016年にも近くで同様のミスを起こしており、委員会は運行管理の見直しを求めていたが、費用がかかるとして従来方式を続けていた。 発表では、25日午前11時45分頃、行き違いができるよう複線になっている停留場を下り電車が出発して単線区間に進入、前方の上り電車に気付き140メートル手前でブレーキをかけて停車。その後、安全確認をしながら37メートルまで接近した。上下計12人の乗客にけがはなかった。 本来は下り電車が複線の停留場で待機し、上りの電車から単線区間に入るための「通票」と呼ば
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 山手線で導入が進められているE235系の新型車両。外観も特徴的だが、車内に入って驚くのは窓の上にずらっと並ぶデジタルサイネージ(電子看板)だ。JR東日本が山手線を皮切りに進めている車内広告のデジタル化は
運賃が高額なことで知られる北総線は、北総鉄道が京成高砂―印旛日本医大間32.3kmを運営する線で、同社は京成電鉄が株式の50%を保有する京成電鉄の子会社だ。京成の「スカイライナー」は京成上野を出て京成高砂までは京成本線を進むが、同駅からは北総鉄道・北総線に入り、そのあと、千葉ニュータウン鉄道、成田高速鉄道アクセス、成田空港高速鉄道の線路を通って成田空港に至る。京成高砂―成田空港間を総称して成田スカイアクセス線と呼んでいる。 あまりにも北総線の運賃が高額なので、認可した国を相手に住民訴訟が2つ起こされているし、同線に頼らない交通機関として、住民が主体となって運行を開始した路線バス「生活バスちばにう」も最近、新路線運行を開始するなど話題となっている。その高額運賃ぶりと住民運動の動きについては2017年9月7日付東洋経済オンライン記事「『運賃高すぎ』北総線の値下げは可能なのか」に詳しいのでご覧い
私は昔から、都内は自転車移動が好きです。電車移動より自転車移動が好きな理由はいろいろあるのですが、そのうちの一つに 「電車の車内吊り広告が煩わしい」 というのがあります。 とにかく、見たくもないものが視界にガンガン入ってくるのが苦手です。ざっと調べたのですが、決算短信やファクトシートとかをみても、いまいち鉄道会社の何パーセントが広告収入かわかりませんでした。 でも、さほど割合が大きいとは思えないので、これ、やろうと思えば、たぶん、ゼロにできると思います。そして、車内吊り広告がまったくない電車、想像しただけで素敵です。 新幹線とかがいいのは、車内吊り広告がゼロだからですよね。落ち着いて仕事もできるし、なんか、ゆったりできます。 まぁ、たとえば、JRに乗った時に、JRのさまざまな切符とか、サービスの情報があるのはオッケーなんです。全然関係ない、自分がまったく使わなそうなローンの宣伝とか、マンシ
はじまりは横須賀線、横浜から武蔵小杉を経由し東京へ向かうその線は人身事故で止まりました。人々は東京への経路を他に求め、武蔵小杉の東横線や川崎の東海道線・京浜東北線に救いを見出だし殺到しました。結果、それらの駅がパンクしてそこに関連するすべての路線が影響を受けることになりました。 上記は、僕がいつもより50分遅れて出社し電車遅延による遅刻を申請するに至るまでの流れです。なぜこんな事に…考えてみると当然の事です。神奈川から東京へ向かう電車は、どの線もいっぱいいっぱいで他の路線の難民を受け入れる余裕なんて無かったんですよね。 安い家賃を求め神奈川に居を構える人々 東京へ向かう路線はどこも満員御礼 庶民も東京に住めるようにして欲しい 企業が定期代に回している分を家賃補助に回せばどうですかね 都知事、満員電車解消の進捗どうですか 安い家賃を求め神奈川に居を構える人々 東京は家賃が高い。神奈川は家賃が
都市の道路上に敷設されたレールの上を走る路面電車は、鉄道のなかでもひときわ注目を浴びる存在だ。その度合いは蒸気機関車や寝台列車に匹敵する。 かつては都市の交通機関として人々の移動を支えてきた路面電車も、1960年代から1970年代にかけて多くが廃止となってしまった。それでも1980年代以降、路面電車は何度か見直され、低床式の高性能車両の導入、それに一部の都市では路線の延伸が実施されている。 近年になって路面電車をLRT(Light Rail Transit、低床式車両を活用した交通システム)へと転換させようとする動きも見られる。しかし、全体的な傾向としてみれば路面電車は旧態依然のままであり、21世紀の都市にふさわしい姿へと変化を遂げていない。 路面電車は自転車よりも遅い 路面電車が停滞気味となっている理由はいくつか挙げられる。 鉄道・軌道全体やJR旅客会社、大手民鉄はもとより、多くの都市で
三次市と江津市を結ぶJR三江線(108・1キロ)の全線廃止の方針を、JR西日本が固めたことが15日、分かった。2017年度の廃止を想定しているとみられる。利用低迷による赤字が理由で、16日にも沿線市町に方針の説明を始める。通学や通院で使われている中山間地域の生活路線だけに、自治体や住民の反発も予想される。 三江線が廃止されれば、100キロを超える本州のJRローカル線の全線廃止は初めてとなる。代替となる公共交通は、学校や病院などをルートに含めたバスを運行する方向。JR西はすでに一部の沿線自治体に訪問する意向を伝えており、現在の運行状況や廃止の方針などを説明する構えだ。 三次市、川本町など広島、島根県の6市町に35駅がある同路線の1キロ当たりの平均輸送人員は、JR西が発足した1987年度は1日458人だったが、14年度は50人と約9分の1まで減った。14年度の旅客運輸収入は約2300万円で、赤
日本と中国が受注を目指していたインドネシアの高速鉄道計画について、インドネシアのジョコ大統領の特使が、菅官房長官と会談し、日本側の提案を採用しない考えを伝えたのに対し、菅官房長官は、遺憾だという考えを示しました。 この中で、ソフヤン長官は「日本と中国の双方の提案は再検討が必要だといったんは判断したが、その後、中国側からインドネシア政府の財政負担を伴わずに事業を実施できるという新たな提案があった。中国提案を歓迎したい」と述べ、日本の提案を採用しない考えを伝えました。 これに対して、菅官房長官は「日本は実現可能な最良な提案を行ったと確信している。日本提案が選ばれなかったことは残念だ」と述べました。そのうえで、菅官房長官は「参画機会を公平に提供すると説明を受けていたにもかかわらず、方針が急きょ変更され、中国提案を歓迎することになった経緯は理解し難く、極めて遺憾だと言わざるをえない」と述べました。
鉄道オタクが「趣味の延長」(開発2年半)でつくった有料アプリが6,400万円の売上。ニッチな電車運転アプリがグローバルで成功できた理由。 今回は「Train Drive ATS」という電車運転シミュレーターのアプリをつくっている、Takahiro Itoさんにお話を伺いました。「ニッチな有料アプリ」の成功事例として勉強になります。 「Train Drive ATS」について教えて下さい。 伊藤: 「電車の運転士」として、列車の運行をシミュレーションできるアプリです。2012年にリリースしました。車両のデザインは鉄道会社に許可を得て、「実物の列車」をつかっています。 ※「駅名」や「路線の風景」はフィクション。 どうしてこのアプリをつくろうと思ったのですか? 伊藤: もともと「鉄道」が趣味で大好きだったんです。特に僕は「乗り鉄」って言ったらよいでしょうか。いろんな路線に乗るのがすごく好きで。
発駅から飛騨地区との往復に特急「ひだ」号の普通車指定席が利用でき、JR線フリー区間内(飛騨金山~飛騨古川間)は特急列車および快速・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由なきっぷです。 ア (レール&バスコース) 濃飛乗合自動車(濃飛バス)の白川郷線バス往復乗車券(予約制バスを除く)または高山&新穂高フリー乗車券(平湯・新穂高線が乗降自由)のどちらか1つと引き換えられる濃飛バス引換券がセット。 詳しくはこちら イ (レール&タクシーコース) 指定のタクシー会社のタクシー乗車引換券(6,000円分)がセット。 詳しくはこちら 指定のタクシー会社であれば、JR線フリー区間のどの駅からでもタクシーを利用可能です。 1人用~4人用までご用意しておりますが、タクシー乗車券はご利用人数に関わらず1グループあたり6,000円分です。 発売条件 ア 往路の特急「ひだ」号の普通車指定席が予約可能な場合に限ります
東京と千葉を結ぶ北総鉄道を巡り、ほかの鉄道会社に比べて運賃が大幅に高いとして、沿線の千葉県印西市などの住民が地元のバス会社と協力して、路線バスを走らせることになり、9日から運行が始まりました。 東京・葛飾区と千葉県印西市を結ぶ北総鉄道は、ほかの鉄道会社に比べて運賃が高く、さらに来年春からは、県などの補助金が打ち切られることから値上げに踏み切る方針です。 これに対し、沿線の印西市などの住民は、地元のバス会社と協力して路線バスを走らせることになり、9日から運行が始まりました。 バスは、印西市の千葉ニュータウン中央駅と鎌ケ谷市の新鎌ヶ谷駅の間のおよそ12キロを直行で結び、平日限定で1日に往復45便運行します。 運賃は300円と、北総線の同じ区間の運賃560円に比べ半額近くに抑えられていますが、所要時間は20分から30分と、電車に比べ最長で3倍近くかかるということです。 通勤でバスを利用した男性は
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