東京電力管内では6日、電源設備のトラブルが起きたことなどから、電力需給が、一時、非常に厳しい水準となりました。 設備はすでに復旧していて、東京電力の送配電部門は「電力の安定供給に支障はない」としています。 発電事業者のJERAによりますと千葉県の千葉火力発電所3号系列の一部で6日、ガスタービン設備にトラブルがあり、午後2時前からおよそ5時間にわたり、運転を停止しました。 さらに、寒さで暖房の電力需要が高まったことなども重なり、東京電力管内では午後2時台に供給力に対し需要が占める割合、「使用率」が97%と一時、非常に厳しい水準となりました。 その後、管内のほかの発電所の出力を上げるなど供給力を確保したことで、使用率は改善されたということです。 また、トラブルがあった設備はすでに復旧し運転を再開していて、東京電力の送配電部門、東京電力パワーグリッドは「電力の安定供給に支障はない」としています。
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