3月11日、動画配信中の20代女性配信者が東京・高田馬場の路上で刺殺された事件。逮捕された40代の男は「月に10万円ほど投げ銭をした」と供述しており、改めて「投げ銭」という存在に注目が集まっている。 投げ銭とは、ライブ配信の視聴者がオンライン上で配信者に金銭やギフトを送る行為。代表的な例はYouTubeの「スーパーチャット」で、視聴者が設定した金額とコメントを配信者に送ることが可能だ。こうした投げ銭は、配信者に感謝や応援を伝えられる反面、視聴者が多額の金額を投じ続けるという危うさも潜んでいる。 SNSや大手質問投稿サイトなどで、「投げ銭がやめられない」という投稿が散見されることからも、決して珍しいことではないうえに、問題の深刻さを自覚する人も多いことがうかがえるが、それではなぜお金を“投げ”、さらにはやめられなくなるのか。実際に“投げ銭の沼”にハマった男性たちの声を追った。 手取り17万円
