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ブックマーク / mainichi.jp (197)

  • 「上司に相談しても意味ない」ダイハツ不正の悲しい現実 | クルマ最新事情 | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」

    ダイハツ不正の衝撃(2) 「低コストで良質な自動車を提供するため、1ミリ1グラム1円1秒にこだわる」。車両認証試験で不正が発覚したダイハツ工業では、経営陣が社内でこんなスローガンを掲げていた。この経営方針が今回の不正にどう影響したのか。そこには、どの会社にもありがちな「悲しい現実」があった。 「1ミリ1グラム1円1秒にこだわる」とは、ダイハツが得意とする軽自動車の室内を1ミリでも広く、車重を1グラムでも軽くすること。そして、他社にないそんなクルマを1円でも安く、1秒でも早く開発・生産することだ。ダイハツはこれが「良品廉価なクルマづくり」につながると主張してきた。 ダイハツの歴代の軽を見ると、この経営方針が実際の商品に表れていることがわかる。 2003年発売の「タント」は、軽の既成概念を超える室内の広さでライバルを圧倒した。軽規格の限られた全長と全幅の中で、室内のスペースを最大限に確保。全高

    「上司に相談しても意味ない」ダイハツ不正の悲しい現実 | クルマ最新事情 | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」
    mohri
    mohri 2023/12/27
    心理的安全性の教科書の最初のほうに載ってる典型的なダメな例示のやつだ→「開発日程を遅らせることは絶対にNGの風潮が強い。日程に間に合わないと感じて手を挙げると『なぜ間に合わないのか』の説明に追われる」
  • 日本の教育:東大が「蹴られる」のはなぜか 上野千鶴子・名誉教授/上 | 毎日新聞

    社会学者の上野千鶴子さんはジェンダー研究の第一人者で、数々の論争を巻き起こした論客としても知られます。ジャーナリスト・田原総一朗さんのインタビューでは、東京大で18年にわたり教員を務めた経験も踏まえ、日教育が抱える問題をピンポイントで指摘していきます。学生には、こう投げかけるそうです。「誰も答えたことのない問いを立ててごらんなさい」――。 後編:「東大生3分の1、AO入試でいい」 上野千鶴子・名誉教授/下 入学式の来賓「悪い冗談だと思った」 田原 上野さんが2019年に東大の入学式で述べた祝辞は、学内外にある男女差別から学びのあり方を論じたことで大きな話題になりました。女子学生と浪人生を差別した東京医科大の不正入試から始まり、東大についても学生や教員の女性比率の低さなど容赦しませんでした。その能力は弱者を助けるために使い「東大ブランドがまったく通用しない世界でも、生きていける知を身につ

    日本の教育:東大が「蹴られる」のはなぜか 上野千鶴子・名誉教授/上 | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/12/24
    “今、東大に来ている留学生に「どうしてここを選んだの」と聞いてみると、「セカンドチョイスです」と、はっきり言う”
  • 象徴天皇制の基盤を築いた 国民体育大会の「仕組み」 | | 権学俊 | 毎日新聞「政治プレミア」

    天皇が全国を順番に回り、開催県が天皇杯を獲得する。 立命館大学教授の権学俊(クオン・ハクジュン)さんは、国民体育大会(※)の仕組みは象徴天皇制と深く結びついていると言います。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ ――全国をくまなく回る形式は、昭和天皇による敗戦直後の「地方巡幸」を思わせます。 権氏 1946年2月から始まった昭和天皇の「地方巡幸」は、米軍占領下にあった沖縄県をのぞいて全国隅々まで行われました。 威厳のある戦前の天皇とは異なり、国民と交わる新たなパフォーマンスが生まれました。 「地方巡幸」が始まった時期は昭和天皇個人も、天皇制もどうなるかわからない時期でした。昭和天皇としても生き残り戦略を展開せざるを得なかったのです。 連合国軍総司令部に天皇が国民に支持されていることを見せなければなりませんでした。国民に天皇の存在を確認させ、社会的に認めてもらう必要がありました。 スポーツを舞台に

    象徴天皇制の基盤を築いた 国民体育大会の「仕組み」 | | 権学俊 | 毎日新聞「政治プレミア」
    mohri
    mohri 2023/12/17
    国体(象徴天皇制)を可視化する装置としての国体(国民体育大会)
  • 特集ワイド:「つまらない」北朝鮮文学を邦訳した研究者 南北分断期、埋めなくては | 毎日新聞

    「友」を翻訳した富山大学准教授の和田とも美さん。棚には北朝鮮の文学作品などが約200冊並んでいる=富山市の富山大学で2023年10月27日午後3時46分、萱原健一撮影 北朝鮮で生きる人々の暮らしを描いた文学作品「友」の邦訳が今春、出版された。時代は、国民生活をなおざりにしてミサイル・核開発に突き進む前の1980年代。訳者の富山大学准教授、和田とも美さん(53)に評価を聞くと、「つまらない」とキッパリと答えた。ではなぜ翻訳を引き受けたのか。 筆者は49年生まれの白南龍(ペクナムリョン)で、訳書は今年3月に小学館から出版された。南北分断後に生まれた北朝鮮在住の作家の文学作品が日の出版社から出されるのは極めて異例という。 圧政下のソ連時代、同時代人を勇気づけた抵抗の地下文学があったが、北朝鮮にはないのだろうか。そんな疑問を私は長らく持っていた。「友」は地下文学ではないが、80年代の地方都市に

    特集ワイド:「つまらない」北朝鮮文学を邦訳した研究者 南北分断期、埋めなくては | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/12/17
    “地下文学もないのか。1冊、私に示し「これだけですね」。「パンジ」というペンネームで書かれた「北朝鮮在住の作家」が書いた短編集「告発」だ”
  • 旧統一教会と共闘も…「生長の家」総裁語る 政治活動から離れた理由 | 毎日新聞

    インタビューに答える生長の家の谷口雅宣総裁=山梨県北杜市の生長の家部で2023年11月6日、吉井理記撮影 かつて世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治面で共闘した宗教法人「生長の家」の谷口雅宣総裁(71)が毎日新聞のインタビューに応じた。戦後の保守派に大きな影響を与え、日最大の右派団体「日会議」を生み出すもとにもなった教団だが、現在は政治運動と関係を断って今に至る。政治と宗教をどう考えるか。教団の軌跡や旧統一教会、右派運動との関係を交えつつ谷口氏に尋ねた。【聞き手・吉井理記】 宗教団体を切り捨てる動きを注視 ――まずは旧統一教会に対する政府の解散命令請求への受け止めを。 ◆政府と自民党のやり方はおかしいな、というのが一番の印象ですね。自民党は統一教会から絶大な支援を受けてきました。両者の関係は昨日今日のものではありません。数十年にわたっています。それが安倍晋三元首相の銃撃事件で世間

    旧統一教会と共闘も…「生長の家」総裁語る 政治活動から離れた理由 | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/12/16
    なかなかすごいインタビューだなこれ
  • 「おひとりさま高齢者」が特別ではない時代 家族にすべて背負わせない | | 黒澤史津乃 | 毎日新聞「政治プレミア」

    ネイルは水溶性でお湯や水で落とせるものを使用している=大阪市阿倍野区の介護美容研究所で2022年12月8日、梅田麻衣子撮影 「おひとりさま高齢者」は特別な存在ではない。特別視するのはおかしい。 家族に頼らない高齢者支援に取り組んできた、OAGライフサポート代表取締役の黒澤史津乃さんはこう言います。どういうことなのでしょうか。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ ――家族のことは家族内で解決すべきだという考え方が根強くあります。 ◆1979年に大平正芳元首相が「日型福祉」と言い出したころから、強く出てきたように思います。 要は、家族内の「自助」です。家族が福祉を担うことを政治が後押しし、教科書として今も続いています。 しかし、世帯数別の統計(2021年国民生活基礎調査)をみると、単独世帯が29.5%でもっとも多く、次が「夫婦と未婚の子のみの世帯」で27.5%、「夫婦のみの世帯」が24.5%となっ

    「おひとりさま高齢者」が特別ではない時代 家族にすべて背負わせない | | 黒澤史津乃 | 毎日新聞「政治プレミア」
    mohri
    mohri 2023/12/13
    「1979年に大平正芳元首相が「日本型福祉」と言い出したころから、強く出てきた」「要は、家族内の「自助」です。家族が福祉を担うことを政治が後押しし、教科書として今も続いています」そうなのか
  • 米国の若者がパレスチナ人に同情するわけ 三牧聖子氏に聞く | 毎日新聞

    イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆が続く中、イスラエルを軍事支援してきた米国で変化が起きている。民主党支持の若者を中心に、パレスチナへの同情が高まっているのだ。【國枝すみれ】 リベラルな若者を中心に変化が起きているのはなぜか。 「Z世代のアメリカ」(NHK出版新書)の著者で、米国の政治外交史が専門の三牧聖子・同志社大学大学院准教授は「(イスラム組織)ハマスのテロを批判する点は他の世代と変わりない。しかし、イスラエルの軍事的対応が、文民保護を定める国際法に反していることに疑問の声が上がっているのです」と指摘する。 三牧氏が注目するのは、若者たち、特にZ世代(おおむね1997~2012年生まれ)が身につけた政治意識だ。 BLM運動で生まれた意識 …

    米国の若者がパレスチナ人に同情するわけ 三牧聖子氏に聞く | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/12/10
    「米国が強かった時代を知る年上の世代」「しかしZ世代は右肩下がりの米国を見て育ち、米国人としての強い誇りも、万能感も持たない。弱さを自覚するがゆえに他国と協調することにも抵抗がない」
  • なぜ人を殺すのか 中世の「殺人現場地図」から浮かぶ意外な動機 | 毎日新聞

    13~14世紀の殺人事件現場を凶器のピンで示すサイト。現場はオックスフォードを東西に走るハイストリートに集中している=©University of Cambridge なぜ人は殺人まで犯すのか。このテーマに向き合った英ケンブリッジ大犯罪学研究所が、ロンドンなどで起きた殺人事件の現場を示したウェブサイトを開設し、話題になっている。ただし発生時は「中世」。13~14世紀の事件現場をクリックすると、その経緯に加え、使用された「弓矢」「おの」といった中世の凶器が分かる仕組みだ。「中世殺人マップ」が作られた経緯をたどった。 「もともと歴史学者として、暴力の歴史に興味を持っていました。2015年ごろ、ロンドンの700年前の文書を読んでいて、事件が驚くほど詳細に書かれていることに興味を持ちました。すぐにロンドンの地図を買ってきて、事件現場にピンを立て始めたのが最初です」 同研究所所長のマニュエル・アイス

    なぜ人を殺すのか 中世の「殺人現場地図」から浮かぶ意外な動機 | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/12/10
    中世の殺人事件の記録が詳細に残っていたというのがまずおもしろい
  • チャットも公文書、保存はスクショで 中央官庁職員に義務付け | 毎日新聞

    内閣府は27日、中央官庁職員がメッセージの送受信やファイルの共有ができるチャットツールでやりとりした場合、公文書として適切に保存するルールを決めた。政策の企画立案などに関わるやりとりを保存期間1年以上の行政文書とし、スクリーンショットや別の文書作成ソフトへの貼り付けを通じた保存を義務付けた。 内閣府が27日に公文書管理委員会にルール案を提示し、了承された。同委は7月、チャットツールでのや…

    チャットも公文書、保存はスクショで 中央官庁職員に義務付け | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/10/28
    システム側に残るアーカイブが不適切と判断されたならその理由が知りたい
  • 24色のペン:通知表・テスト・宿題をなくしてみたら=大沢瑞季(デジタル報道グループ) | 毎日新聞

    授業中、教室を抜け出す児童が数人いる。廊下をうろうろしたり、時には校庭で走り回ったり――。「どうしたら教室に戻せるのか」。対応に苦慮し、頭を抱えていた校長はある時、思った。「変えるべきは子供たちではなく、学校の方なんじゃないか」 そうして見つめ直した結果、今年度から「通知表」「テスト」「宿題」の三つを廃止した小学校がある。 東京都新宿区立西新宿小学校だ。 子供の立場になって考えると、教室はテストの点数で自分を評価され、序列化される場所なのかもしれない。「もっと一人一人に対応した学びにしていく必要がある」。長井満敏校長は思い切ってなくす決断をした。 一律に出していた宿題もやめた。夏休みの自由研究も読書感想文もない。代わりに、それぞれの興味があることを調べたり、苦手を克服したりするなど、自由に自分で決めた学習に取り組む自学ノートなどを任意で提出する。 「できる、できない」の枠の中で 2020年

    24色のペン:通知表・テスト・宿題をなくしてみたら=大沢瑞季(デジタル報道グループ) | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/10/28
    “夏休み前の面談で、担任の先生が『算数のここが苦手です』とピンポイントで教えてくれ、対応するプリントも出してくれました。フィードバックが具体的だったのは、通知表より面談ですね」
  • 戦うって何?:やられたら何十倍返し イスラエルの徹底的な報復戦略 | 毎日新聞

    パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が続いています。イスラエルは以前から、敵対勢力から攻撃されると多くの民間人も巻き添えに徹底報復をしてきました。国際的な非難をものともせず、ここまでやる彼らの理屈はなんなのか? ハマスを支援するイランはどう動くのか? ロシアとイスラエルの微妙な関係は? イスラエルの政治と安全保障が専門の池田明史・東洋英和女学院大前学長に聞きました。【聞き手・鈴木英生】 ハマスへの報復は「草刈り」 やられたら何十倍にしてやり返す。イスラエル軍は、自国への攻撃に対して速戦即決で大規模に反撃する大量報復戦略をとってきた。彼らは、この戦略に抑止効果があると信じている。実際、レバノンの親イラン系イスラム教シーア派組織ヒズボラとは2006年の大規模衝突以来、格的に戦わず済んでいる。一方、ガザ地区のハマスとは数年おきに大きな戦闘をしてきた。だが、もし

    戦うって何?:やられたら何十倍返し イスラエルの徹底的な報復戦略 | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/10/28
    “イスラエル国内に目を転じると、社会矛盾が深まりつつある。ユダヤ教の超正統派とイスラエル国籍のパレスチナ人という社会の両極が、約30年後は人口の半数となりかねない”
  • 特集ワイド:誰もが自分を愛していい AAA・與真司郎さん、同性愛公表の軌跡 同じ境遇の人に届ける 「一人じゃないから」 | 毎日新聞

    「さまざまな葛藤を乗り越え、やっとみなさんに打ち明ける決意ができました。それは、僕がゲイであるということです」。あの公表から約2カ月。現在、ロサンゼルスで暮らす音楽グループ「AAA(トリプルエー)」のメンバー、與(あたえ)真司郎さん(34)がオンライン取材に応じた。 互いを尊重できる社会へ、何かできることを 画面に現れた與さんはリラックスし、柔和な笑みを浮かべていた。7月末、会場に無料招待した約2000人のファンの前で舞台に立ち、ゲイであることを明かした。舞台上の緊張した姿から一転、インタビューでは気負わぬ雰囲気を漂わせた。 公表から3日間ぐらいは、無事に伝えられたことに安堵(あんど)していた。だが、「その後はいろいろな感情が入り交じり、自分がさまようような感覚でした。カミングアウトは自分にとってはよかったけれど、ファンを傷つけてしまったんじゃないか、もっといい方法があったんじゃないか、深

    特集ワイド:誰もが自分を愛していい AAA・與真司郎さん、同性愛公表の軌跡 同じ境遇の人に届ける 「一人じゃないから」 | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/10/18
  • 特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい 失われた40年でいいのか エコノミスト 河野龍太郎さん 59歳 | 毎日新聞

    バブル崩壊後の1990年代以降、この国の経済成長が停滞し、企業の競争力が低下した時期は「失われた30年」と呼ばれる。多くの専門家がその理由を百家争鳴するが、BNPパリバ証券チーフエコノミスト、河野龍太郎さん(59)は独自の見方を示す。現役世代の社会保険料引き上げがその一因だという。 「結局この30年の経済の低迷は、成長戦略うんぬんで解決できる話ではないと思うんです」。東京都心を見下ろす高層ビルの42階の会議室。鋭敏な経済の専門家は開口一番そう語った。 河野さんが銀行勤務を経てエコノミストになったのは、まだ日が成長著しい89年。年末には日経平均株価が3万8915円の史上最高値を記録したバブルの最高潮の頃である。「過熱し過ぎているなという感覚はありましたが、その後低成長がずっと続くなんて想像もしませんでした。はじけた後に、問題を認識した形です」

    特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい 失われた40年でいいのか エコノミスト 河野龍太郎さん 59歳 | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/10/10
    日本政府が家計以外を犠牲にすることってありえるの?「この先も家計を犠牲にした政策を続けるならば、個人消費の低迷は続くでしょう。このままでは20年代も長期低迷は続き、『失われた40年』になりかねません」
  • 特集ワイド:尾身茂さんが明かした新型コロナ3年半の攻防劇 「私たちはルビコン川を越えた」 | 毎日新聞

    人を死にも至らしめる疫病との闘い方を決めるのは、政治なのか、医学なのか――。新型コロナウイルスが、あらゆる局面で突きつけたのは、そんな問いではないか。長くこの国の“専門家”は政治に口出しをしないのが暗黙のルールだったが「ルビコン川を越えちゃいましたよね」。3年半にわたる有識者会議トップの任を退いた尾身茂さん(74)が、たっぷり話した。 「パンデミック(世界的流行)に対応するのは、一義的には専門家なんです。感染症の広がりをい止めるのは、公衆衛生の領域であり、医学的な課題ですから。でも新型コロナは、インパクトが桁違いだった。感染スピードが速く、多くの死者を出し、国民生活や経済まで巻き込み、政治の領域にまで及んでしまった」

    特集ワイド:尾身茂さんが明かした新型コロナ3年半の攻防劇 「私たちはルビコン川を越えた」 | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/10/10
    これは興味深い
  • 退職前のアルバイトに「有休消化したい」と言われたら | 職場のトラブルどう防ぐ? | 井寄奈美 | 毎日新聞「経済プレミア」

    A太さん(35)は今年の年初にカフェをオープンしました。店では20人ほどのアルバイトがシフト制で働いています。先日、オープン時から働いているB也さん(24)から退職の申し出があり、「退職前に有給休暇を消化したい」と言われ、困ってしまいました。 カフェは年中無休で、午前8時から午後10時まで営業しています。アルバイトのシフトはA太さんが月末までに全員の希望を聞き、翌月分を決めています。B也さんがシフトに入る日数は月ごとにバラつきがあり、勤務時間も日々異なりました。 A太さんはB也さんから「僕は何日分の有給休暇を取ることができますか?」と聞かれました。ところが、A太さんは「アルバイトにも有給休暇があるのか」と驚くばかりで、即答できませんでした。 年次有給休暇の基ルール 労働基準法は、雇い入れから6カ月間継続して勤務し、「全所定労働日の8割以上出勤した労働者」に年次有給休暇(有休)を与えるよう

    退職前のアルバイトに「有休消化したい」と言われたら | 職場のトラブルどう防ぐ? | 井寄奈美 | 毎日新聞「経済プレミア」
    mohri
    mohri 2023/09/30
    “シフト制で勤務するアルバイトに対しては、労働条件の設定が曖昧になりがち”
  • 「未富先老」に直面する中国の農民工 年金格差30倍「定年など無縁だ」 | 等身大の中国 | 河津啓介 | 毎日新聞「政治プレミア」

    14億の巨大人口がいよいよ減少に転じた中国。深刻な少子化に加え、高齢化も日を上回るスピードで進む。豊かになる前に老後を迎える「未富先老」の過酷な現実が社会的に弱い立場の人々に重くのしかかっている。 中国の都市は農村からの出稼ぎ労働者「農民工」に支えられている。建設現場や飲店、宅配サービスなど幅広い業種で不可欠な存在だ。一方で、都市と農村を区別する戸籍制度によって、年金や医療、教育などの社会サービスで差別的な待遇を受けている。 9月中旬、北京市の街角で、平日の午前中にトランプや世間話をして時間をつぶす男性たちがいた。声をかけると、日雇い仕事にあぶれた農民工だった。肌は日に焼け、服のあちこちがすり切れている。白髪交じりの中高年も少なくなかった。中国の定年退職年齢は男性が60歳、女性は職位によって50歳か55歳で、日より早い。数人に老後の身の振り方を尋ねてみた。 大量退職期で高齢化加速 「

    「未富先老」に直面する中国の農民工 年金格差30倍「定年など無縁だ」 | 等身大の中国 | 河津啓介 | 毎日新聞「政治プレミア」
    mohri
    mohri 2023/09/30
    “豊かになる前に老後を迎える「未富先老」の過酷な現実”
  • クーデターが伝染するアフリカと中露の影 | | 西川恵 | 毎日新聞「政治プレミア」

    アフリカでドミノ倒しのようにクーデターが続いている。2020年から3年間で7カ国。このうち6カ国がフランスと緊密な関係を維持してきた旧フランス植民地だ。 「フランスの対アフリカ外交の失敗」との厳しい指摘がフランス国内からも起きている。 「クーデターの伝染」 クーデターが起きているのは主としてサハラ砂漠以南の、アフリカ西部から中部にかけてのサヘル地方だ。 まず2020年8月、西アフリカのマリで軍部が反乱を起こし、大統領を政権から引きずり下ろした。21年4月にはチャドのデビ大統領が反政府軍との交戦で死亡し、軍は息子を暫定大統領に据えて政権を掌握した。 同年9月にはギニア軍部が蜂起し、憲法を停止。翌10月にはスーダンで軍事クーデターが起きた。22年1月にはブルキナファソで軍が大統領の追放と憲法の停止を宣言したが、同9月にはクーデターを起こした軍幹部をトラオレ大尉が追放し、自ら暫定大統領に就任した

    クーデターが伝染するアフリカと中露の影 | | 西川恵 | 毎日新聞「政治プレミア」
    mohri
    mohri 2023/09/30
    「マリやブルキナファソではフランス軍に入れ替わってロシアの民間軍事会社ワグネルが入り、人々の反フランス感情をたきつけている」
  • 中秋の名月 全国各地から [写真特集1/15] | 毎日新聞

    国際客船ターミナル「大さん橋」の上に姿を見せた中秋の名月。婚礼写真を撮影する人たちの姿もあった=横浜市中区で2023年9月29日午後5時46分、手塚耕一郎撮影

    中秋の名月 全国各地から [写真特集1/15] | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/09/30
    これはいい写真特集
  • 特集ワイド:英国在住のブレイディみかこさんが語る「変化なきニッポン」 政治も社会も「波風」立てよう | 毎日新聞

    世界は目まぐるしく動いているのに、どうして日は変わらないのだろう――。海外にいて祖国を見ていると、そんな歯がゆさを覚えるらしい。ロンドンのシングルマザーたちによる社会運動を小説で描いた英国在住の人気ライター、ブレイディみかこさん(58)に、「変化なきニッポン」をとことん語ってもらった。 東京都内の出版社にブレイディさんを訪ねたのは、8月の終わり。1月に母を亡くし、初盆を終えたばかりだという。英国に移り住んで27年。家族や友人が暮らす日のことは、やはり気になって仕方がないようだ。 「イギリスはEU(欧州連合)を離脱し、『極右化』も言われていたのに、今は物価高を背景に医療従事者らのストライキがたびたび起きて一般の人にも支持が広がり、変化がある。でも、日はまったりしている」。一時帰国したブレイディさんは、そんな印象を口にした。 世界経済フォーラム(WEF)が、世界の男女格差状況をまとめた2

    特集ワイド:英国在住のブレイディみかこさんが語る「変化なきニッポン」 政治も社会も「波風」立てよう | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/09/24
  • 100年先に銭湯を 斜陽の業界に救世主 “夢物語”に挑む男の未来図 | 毎日新聞

    サウナの梅湯」ロビーに立つ自称「銭湯活動家」の湊三次郎さん。ゼロからスタートした「銭湯を守る闘い」は、約50人の仲間と共に新たなステージに突入しようとしている=京都市下京区で2023年7月2日午後、佐藤賢二郎撮影 真新しいのれんをくぐり、銭湯に次々と入っていく客を男性は見守っていた。京都市左京区の住宅街にある鴨川湯。1926年創業の賀茂川浴場がルーツで100年近い歴史がある。7月末に無期限休業から10カ月ぶりに営業を再開した。 「ここからが当のスタート。100年間、いろいろな人がつないできたバトンを100年後までつなぎたい」。客の背中を見送りながら湊三次郎さん(33)は感慨深げに話した。京都市を拠点に廃業寸前の銭湯を継業、復活させている「ゆとなみ社」代表だ。社名の語源は「湯と営み」。人々の生き生きとした営みを感じられる場所、それが銭湯だからだ。この夏、近畿地方で新たに鴨川湯を含む3軒を

    100年先に銭湯を 斜陽の業界に救世主 “夢物語”に挑む男の未来図 | 毎日新聞
    mohri
    mohri 2023/09/23
    好転のきっかけがすごいな「別の業者に頼んだらあっさり直り、作業効率が改善。続いて、クレームで業務に支障が出ていた常連客を出入り禁止にした」