彼らがなぜそれほど惜しみないかといえば、その過程を通して自らの技術も向上することを肌で知っているからだ。技術を伝える過程で、その技術はいやでも向上する。そしてその過程を通じて、新しい技術も思いつく。 404 Blog Not Found:気前という技術 「自分だけが持っている知識やスキルを,簡単に他人に伝授してはいけない」という記事に対する、気前がよいほうがいいんだよという弾さんの反論。 結城も、基本的に弾さんに賛成。 関連:頭がいいより気前がいい
ネット上のコミュニケーションは、「自分と同じ話題に関心を持っている相手や、自分の興味を持った相手と話したい」という欲求が基本だと考えていたが、「自分と同じ話題に関心を持っている相手なら誰でもいい」という面も実はある。相手は代替可能なのだ。 よく「ネットの世界はバーチャルで、そんなところでのコミュニケーションは本物でない」といったステレオタイプな批判があるが、こういった批判はネットのなかでは当然笑い者にされやすい。自分もこうした批判の大半は、ネットという新しいコミュニケーション形態への恐怖心や無理解から生まれていると考えるが、もし、こうした「相手が代替可能なコミュニケーション」を求めている姿を恐く感じているのだとしたら、それは考える必要のある批判ではあるのだろう。 相手は誰でもいい多対多のコミュニケーション : ARTIFACT ―人工事実― かのせさんによる考察。ちょっと考えさせられるテー
http://www.bunseki.info/brb/ このブログでは日本で話題の/海外に紹介したい書籍の書評をピックアップ、随時英訳して紹介していきます。書評は日本の著名ブロガーによるものです とのこと。すばらしい活動。 This weblog introduces Japanese books that are interesting or meaningful to foreign visitors. Concretely, we translate existing good book review into English and upload it. http://www.bunseki.info/brb/2007/07/introduction.html via http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50876065.html
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20070615/1181890785 はてなブックマークの「荒れ」に関する、はてなおやさんの誠実な文章。 以下、結城が個人的に思うことを書きます。はてなに限った話ではないし、何かを要求しているわけでもない、ただの一般論です。 原則:どんなに技術が変化していっても「技術によって人の行為は増幅されることはあるかもしれないが、人の行為が本質的に良くなったり悪くなったりすることはない」と思っています。一言で言えば、ネットで人が聖くなるわけではないのです。 トレードオフ:驚くほど人を感動させる可能性を持つメディアは、驚くほど人を失望させる危険性をはらむ。一言で言えば、裏切りが制度的に不可能な世界では愛もあり得ない(少なくともこの世では)。 だからといって、改善の努力が無駄なわけではない。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50826413.html 弾さんによる。技術を盗む冴えたやり方は「盗みたかったら、盗ませろ」であると。 ↓にちょっと通じるような話。 つまり、こういうことです。惜しんでわずかしか種を蒔かない者は、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かに蒔く人は、刈り入れも豊かなのです。 (新約聖書第二コリント9:6) 以下は我田引水。 練習問題 / 自分のもっともよいものを惜しみなく与えよう(2001年) 文章公開とオリジナリティ(2001年) Web日記を書く心がけ(2000年) 学んだことを公開し、喜びを分かち合う(2002年)
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20070419/1176969906 関係ないけど「断固guy」っていいなあ。 結城は以前「魔弾の社主」というのを考えたけれど、意味と使いどころがわからない。
今回の練習問題は、言葉の選択に対してより意識的になることを狙いとしてデザインされている。 (略) 文字を1つランダムに選ぶ。 その文字を使わないで文章を書くか、あるいは書き直してみる。 ワインバーグの文章法 - 文章の練習1. 消えた文字 結城もやってみました。以下、書き直した文章。 働いているときに怒りをあらわにするのは「高くつく」ものです。もともと、私はけちなんですけれどね。もしも「そこで・そのとき・その人に対する怒り」というものが取り除けるなら、怒りのうち50%はなくなると思います。もしも「あ、いま、私の怒りが膨らんでいる」と私にわかるなら、怒りの90%も鎮めることができ、働くときのやっかいごとがだいぶ消えるでしょう。しまいに残る怒りは5%ほど。ずいぶん良くなるじゃないか、と思われるかもしれませんが、激しい怒りをあらわにしたときにかかるコストの大きさを考えると、5%まで減らしたとして
http://www.aoky.net/articles/paul_graham/notnot.htm おもしろかった。 文章全体もさることながら、途中にあった「大人扱いできるか調べられるテスト」が良い。 以下引用。 大人扱いのためのテストの1つは、まだ子供のすっぽかしの名残を持っているか見るということだ。小さな子供は、何か難しいことをやるように言われたとき、泣いて「できないよ」と言えば大人はたいてい免除してくれる。子供には魔法のボタンがあって、「ぼくは子供なんだ」と言ってそのボタンを押せば、ほとんどの難しい状況から開放してもらえる。しかし成人の場合、すっぽかしは許されない。もちろん相変わらずやる人もいるが、そうすると無慈悲に切り捨てられることになる。 成人かどうか言うためのもう一つの方法は、挑戦に対してどう反応するか見ることだ。まだ成人にならない人は、大人に挑戦されると、彼らの支配を認め
CNETの記事やITmediaの記事によると、ビル・ゲイツ氏は娘のPC利用時間を平日は1日45分間、週末は1日1時間(宿題に使う場合はそれ以外の使用を認めている)に制限しているらしい。 ビル・ゲイツは娘のPC利用時間を制限している | スラド Linux 以下、結城の家の話。我が家では子供のPC利用時間を制限していない。今度検討しよう。現在は、 子供の専用PCがある。 PCを使う場所は親の隣の席。 子供のPCはインターネットにつないでいない。 ゲーム機は買い与えていない。 という状況。 ゲーム機を買い与えないという点は、今後変えるつもりはまったくない。この条件のおかげで、我が家の子供はたくさん本を読むようになった(と思っている)。何しろ本を読む以外に娯楽がほとんどないのだ。ちなみに、テレビも日常的には見ていない。テレビを見ることは我が家ではちょっとしたイベントである。 追記: 技術と芸術の
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