公共の場で、いきなり下品な言葉を叫び出す子ども。よその子なら微笑ましく見ていられても、親としてはたまったものではありません。世界の中心で愛を叫ぶならまだしも(古いですね)静かな図書館のまん中で、あるいは結婚式の最中に「うんこ」「ちんこ」と叫ばれると、とっさに他人のフリをしたくなるもの。恥ずかしさで消え入りそうになった経験を持つママは少なくないのではないでしょうか。 ではここで、子どもの気持ちになってみましょう。 覚えたての言葉を叫んだら、親があわてふためく。 ……楽しいです。 周りの大人は、吹き出したり、にこにこと自分に注目したりする。 ……楽しいです。ヒーローになった気分になるかもしれません。 時には親にこっぴどく叱られることでしょう。でも、どうしてダメなのかは、よくわかりません。たとえ叱られたとしても、親の関心を引くことができる。やめられません。 「うんこ」「ちんこ」と叫びたがるお年頃