「ライト文芸」「キャラ文芸」と呼ばれるエンタメ小説のレーベルが次々と創刊されている。これは「ライトノベル」や一般文芸のエンタメ小説といったいどこが違うのか? そんな基本的なことから、このジャンルが注目されている理由、今後の展開についてまで、『ライトノベルから見た少女/少年小説史』の著者で辰巳出版が2月に創刊したライト文芸レーベル「T-LINEノベルズ」の監修も務める大橋崇行さんに聞いた。 読者の年齢層の違いが文体の変化に ――「ライト文芸」「キャラ文芸」と呼ばれるジャンルの新レーベルが次々と創刊していますが、従来のライトノベルとはどういったところが異なり、どんな特徴があるものなのでしょうか。 大橋:「ライト文芸」「キャラ文芸」といっても大きな幅がありますし、実際には旧来のライトノベルと同じように、いろいろな作品が混ざっています。マンガ、アニメ的なキャラクターを登場人物にすることもライトノベ
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