サンフランシスコ発--手を振るという動作は、挨拶をしたり人の注意を引いたりする上で、世界で最も一般的な手段の1つだ。だが、誰もが理解できるジェスチャー言語を丸々1つ作り出して、それを特別なカメラシステムと連携させ、世界中でうまく機能させるにはどうすればいいだろうか。 Microsoftがこの問題に直面したのは「Kinect」を開発しているときだった。同社は米国時間2月28日、当地で開催のGame Developers Conference(GDC)2011のセッションで、その問題について話した。GDC 2011は3月2日から本格的に始まっている。 セッションに出席したのは、Englobeの地球文化コンテンツストラテジストであるKate Edwards氏だ。Englobeは地政学や地図製作のコンサルティングを手がける企業である。Edwards氏が手短に説明したところでは、Microsoftが
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