自民党総裁選の公開討論会を前に握手する(右から)谷垣禎一氏、河野太郎氏、西村康稔氏=19日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ 自民党総裁選に出馬している西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)の3氏が19日、東京・内幸町の日本記者クラブ主催の公開討論会に出席、「世代交代」「派閥解消」などをめぐり火花を散らした。また、靖国神社に代わる国立追悼施設建設などをめぐり、3氏の温度差が浮き彫りになった。 谷垣氏は「衆院議員が119人となったので全員野球でなければダメだ。われわれは政策で野党と対(たい)峙(じ)していく」と党再生に向けた決意を表明。西村氏は「派閥を解消して順送り人事や密室政治をなくす。世代交代を進め中堅・若手が中心となって党運営する」と述べながらも「老壮青のバランスを考えたい」とベテラン勢への配慮を見せた。 これに対し、河野氏は「全員野球には