国・県・市とが一体となって新基地建設を進めようとしているのは間違いないが、基本合意したブヒ字形の位置修正を公然と求める名護市。 わけわからない……と思っている方も多いだろう。 「騒音懸念」の言い分に一定の理解を示す向きもあるだろう。 何が起こっているのか。米軍再編協議"中間報告"の出た05年を振り返る。 2005年9月16日沖縄タイムス朝刊にこんな記事が出た。「辺野古」縮小も検討/日米 日米両政府は米軍普天間飛行場の移設先について、名護市辺野古沖で、現行計画より陸地に近い浅瀬を埋め立て、代替施設の規模も大幅縮小して建設する案を検討している。約千三百メートルの滑走路を想定、完工まで五年程度に短縮される。 日米関係筋が十五日、明らかにした。 これは北部の建設業者や市町議員らで組織する県防衛協会北部支部が六月に作成した独自案を踏まえた内容で、米側が強い関心を示した。 (後略) 県防衛協会北部支部